第69回紅白歌合戦(31日、NHKホール)来年4月にHKT48を卒業する指原莉乃(26)が、目を潤ませながら自身のセンター曲「恋するフォーチュンクッキー」をラスト紅白で披露。2年連続で総合司会を務めたお笑いコンビ、ウッチャンナンチャンの内村光良(54)も“サプライズ登場”し、指原の紅白“卒業”に花を添えた。
 AKBは紺、BNKは白の衣装に身を包んで登場し、日本語とタイ語で「恋する-」を披露。リハーサルでは慣れないタイ語に指原の声が裏返る一幕もあったが、本番では完璧に歌唱。パフォーマンス終了後、客席にはフジテレビ系で放送されていた人気バラエティー番組「笑う犬」シリーズでの名物キャラ、ミル姉さん姿で「指原放牧」と書かれたプラカードを持った内村の姿が。粋な計らいに指原も「ありがとうございます」と感謝していた。
 内村のプラカードは、昨年1月5日から「放牧」として活動を休止し、11月に再始動した3人組バンド、いきものがかりの「放牧宣言」にかけたものとみられる。
指原莉乃(さしはら・りの)
 AKB48は11度目の紅白出場。1992(平成4)年11月21日生まれ、26歳。大分県出身。2007年、AKB48研究生(5期生)オーディションに合格、08年に正規メンバー昇格。へたれキャラで注目される。12年に選抜総選挙で4位になった直後、恋愛スキャンダルでHKTへ移籍。13年の総選挙で初の1位に輝き、15年から前人未到の3連覇を達成。18年12月にグループからの卒業を発表。

指原莉乃との最悪印象不機嫌初対面…後輩できて「生活態度から見直そうと思った」