2017年5月13日土曜日

覚えてる?  トリクルダウン理論とは

トリクルダウン理論とは
トリクルダウン理論とは、一
種の経済思想のことを言う。
通常だれかが経済的に裕福になることができれば、
その影響は当人と当人にかかわる人間に限られるという考え方が主流である。

ところがトリクルダウン理論によると、
だれかが経済的に裕福になると、
経済困窮者にもいい影響が波及するという風に考えられている。

トリクルダウン理論に根底には、
裕福な人に引き続き働かせて利益を上げることができるような状況にすれば、
貧乏人であってもその恩恵をいくらかでも受けることができるという考え方がある。
このため、
俗な表現方法として「おこぼれ経済」という風な呼称もあるくらいである。

トリクルダウン理論では、
いかに大企業が経済活動をしやすいような方策を提供することができるかが、
国民全体の経済状況の引き上げにつながると主張している。
大企業が経済活動をしやすくなれば、
景気が活況を呈し、
結果的には国民全体の利益が再配分されるという考え方である。

トリクルダウン理論の支持者たちは、
国が福祉や公共事業などを起こして国民に配分するというやり方をとらない。
おもに国の政策は、
貧困層にお金を配分するというやり方を行っているが、
結果的には困窮者の幸福にはつながらないと考えている。

日本でもトリクルダウン理論の支持者たちは行政をつかさどる中にもいる。
所得税の引き下げを提唱するものがいるがこれもトリクルダウン理論の考え方が土台にあるためだ。
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