カンニング竹山
 TBS系「ビビット」は12日、韓国の7人組ヒップホップグループ「防弾少年団(BTS)」の原爆Tシャツ問題を特集した。
 お笑い芸人のカンニング竹山(47)は日韓で大騒動になっていることについて「国ごとのポジショントークというか、立場上の違いだと思うんですよね。韓国の人からすると自分の立場があり、日本側は日本側の立場がある。それをまたネット上とかで例えば、韓国から言うと反日、日本で言うと反韓。そういう人たちが逆にワイワイ言っているような気がする」と分析した。
 一方、安易に原爆Tシャツを着たBTSの無神経ぶりを批判。
「もちろん、こういうTシャツは絶対、ダメですけどね。世界的に活動しているんだったら気を使わないと。世界的にいろいろ活動している芸能の人たちが、原爆のことだけじゃなくて、例えばナチのこととか、そういうことをファッションで格好いいからって着るわけにはいかないわけじゃないですか。もっと考えたほうがよかった」とクギを刺した。
 騒動について公式コメントを出していないことにも苦言を呈し「外野で反韓、反日とやんややんや言っても解決しないから。一回、公式ツイッターでもブログでも『すみませんでした』って、それで終わると思うんですよね」との見方を示した。