野村克也・沙知代夫妻
野村克也・沙知代夫妻の真実に迫る番組『ザ・ドキュメンタリー』(BS朝日)が、11月17日(土)19時から放送される。同番組は、長期間にわたる取材、徹底的な検証、そして味わいのあるナレーションで、地上波テレビでは見られなくなった「ドキュメンタリーの王道」を目指し、さまざまなジャンルを掘り下げていくもの。

昨年12月8日に亡くなった沙知代さんは、歯に衣着せぬ言動で、かつては“サッチー”と呼ばれお茶の間の人気者だった。しかし「ミッチー・サッチー騒動」「経歴詐称」「脱税で逮捕」など、幾度となく世間を騒がせ、バッシングの集中砲火も浴びた。あれらの騒動の時、夫妻は何を思っていたのか? 今だから話せる真実に迫るべく、夫・克也氏にも密着取材を行う。また、ベールに隠された沙知代さんの過去も捜索するほか、「母親」として「姑」としての知られざる素顔を掘り下げていく。

番組では、昭和45年(1970年)7月、2人が初めて出合った東京・中華料理店での第一印象について語っているのだが、克也氏は、「特に何も思わなかった。顔も普通だし。でも……」と。一方の沙知代さんは、「監督? 工事現場の?」と、まさかプロ野球の監督をしていると思わなかったそう。その後2人が急接近するきっかけになった出来事とは?

また、平成8年(1996年)、沙知代さんの衆院選立候補に際して、学歴詐称の疑いが浮上した。これに対して、克也氏は「サッチーの履歴は100%ウソ。全部ウソです!」と衝撃の告白。一体なぜこんなウソを?

そして、平成11年(1999年)には、日本の剣劇女優・浅香光代との「ミッチー・サッチー騒動」が勃発。競演した公演は大盛況だったが、あることをきっかけに2人の間に亀裂が……。強まる世間のバッシングに対して、克也氏は「大丈夫か。もう少しおとなしくしたら」と、沙知代さんに忠告したそうだが、「言わせておけば良いのよ!」と一蹴。

そんな沙知代さんが亡くなる日の朝、突然、克也氏にとった行動とは? 最後に、克也氏が色紙に書いた「夫婦を表す一文字」も公開される。