（社会部・鈴木彩加記者報告）
2人は22日午後1時47分に逮捕されたということです。逮捕に至るまで、そして逮捕された後の2人の様子について少しずつ明らかになってきました。2人はまず、東京・世田谷区のマンションの一室に一緒に住んでいたものとみられます。その一室に捜査員が入ったのは朝のことだということです。詳しい時間については明らかにしていませんが、捜査員が自宅に入ってその際に乾燥大麻、数グラムがある意味隠してあるわけではなく、パッと見て分かるような状態で置いてあったということです。つまり2人の所持が認められる状況にあったということです。自宅に入った際に2人が暴れる様子や抵抗するような様子というのはなかったということです。そして、逮捕されてから2人の身柄は千代田区にある厚労省麻薬取締部の庁舎の中に入れられました。現在も2人の身柄は庁舎の中にあります。取り調べに対しては素直に応じているということですが、捜査関係者は2人の認否については明らかにしていません。逮捕から4時間ほどが経ちました。まもなく、出てくるという情報もあります。現場は少しずつ緊張感が高まってきています。
（Q.厚労省の麻薬取締部はどんな情報がもたらされていたのか、どれくらい前から内偵をしていたのか、会見などでは触れていないのでしょうか？）
今回の逮捕に至った端緒については明らかにされていません。記憶に新しいつい2カ月ほど前にはピエール瀧被告が逮捕されるという大きな衝撃が社会に与えられました。もちろん、薬物の捜査をするなかでは末端の使用者だけではなく、入手ルートや流通の経路などについても捜査はされているはずです。今回、その過程のなかで2人が容疑が明らかになった可能性も考えられるかと思います。
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