薬丸裕英
 小嶺麗奈容疑者に以前から薬物疑惑があったことをタレント、薬丸裕英(53)が23日生放送のフジテレビ系「バイキング」で衝撃告白した。
 薬丸はかつてジャニーズ事務所に所属しており、後輩の田口容疑者について「礼儀正しくて良い子。残念でならないです」と悔しさを吐露。「小嶺容疑者には昔からそういう(薬物の)噂があるってことは、僕の耳にも届いていた。人との出会い、環境で人間の人生って大きく変わっちゃうんだなあってことを本当に…」と田口容疑者の内縁の妻と言われる小嶺容疑者の影響も推察していた。
 小嶺容疑者は1995年に映画「水の中の八月」で女優デビュー。TBS系「3年B組金八先生」の第4シリーズでクラスのボス的女子生徒役で注目され、美少女女優として演技力の高さが評価されていた。ある関係者によると、中学卒業後に熊本から上京した当時は真面目だったが、20代に入ってから悪い仲間との交際や薬物疑惑の噂が聞こえてきたという。
 2007年に田口容疑者との交際が発覚後は、週刊誌でたびたびツーショットが報じられ、女優としての露出も次第に減った。母親と一緒に東京都内でヒーリングサロンを経営していたこともあったが、数年前に閉店。12年の映画出演後は芸能活動を行っておらず、田口容疑者が16年に設立した個人事務所の従業員を名乗り、公私で行動をともにしてサポートしてきた。17年には取締役に就任し、田口容疑者の仕事現場にも同行。マネジャーとしてスタッフと話すこともあった。また、関係者によると、田口容疑者は自身の事務所に所属する女優、美優梨(19)の売り込みにも熱心で「女優をプロデュースする」と話していたという。
 小嶺容疑は98年にACジャパンの覚醒剤撲滅を訴えるCMで友人にドラッグを勧める役で出演。21年後に自身が薬物で逮捕されるという皮肉な末路となった。