ak-word; padding: 0px; word-break: break-all;"> 「この日の午後3時ごろに『マトリが夜にレク(報道説明)するようだ』という情報が入った。マトリがレクする時は芸能人など有名人を逮捕した時のみ。そのうち田口の名前が広がり始め、大騒ぎになった」
という。
捜査員はこの日の朝、東京・世田谷区にある田口の自宅マンションに“突入”。
「大麻は使用では逮捕できないので、まずは所持でやるしかない。『いま踏み込めば、必ずブツが出る』という確証のもと、マトリは動いたのだろう。周到な行動確認、確度の高い情報があったに違いない」(スポーツ紙記者)
部屋からは大麻を吸引する際に使用するグラインダーと、束になった巻紙数十枚が押収された。ブツはどこかに隠しているわけではなく、オープンな場所に堂々と置かれていたという。当局は「常習性アリ」とみて、捜査を続けている。
田口容疑者は16年春にKAT-TUNを脱退、ジャニーズ事務所も辞めた。あまりに突然の出来事にメンバーの亀梨和也は「なぜ今なのか。情けなく悔しい気持ちです」と述べ、中丸雄一も「今後の活動のビジョンがあるのかないのかが不透明すぎるな、と。可能な範囲で田口くんにはその点を説明して頂けたら」と不快感をあらわにした。
事情を知る芸能プロ関係者は、
「彼に独立を勧めたのは小嶺。田口は完全に彼女の支配下にあった」
と話す。
ジャニーズを退所した田口容疑者は16年6月に個人事務所「Immortal」を設立。資本金は300万円で、代表は田口が務め、小嶺は取締役に就いた。
「彼女はタレントではなく、裏方として田口容疑者をマネジメントしていた。ラジオ番組のレギュラーやデジタル写真集、7月から9月にかけて全国ツアーの仕事も決まっていた」(音楽関係者)
だが、お世辞にも順風満帆とはいかず、収入はジャニーズ時代に比べて激減。事件現場となった自宅周辺にある駅前のパチンコ店「H」を訪れる2人の姿も目撃されていた。
「3年ほど前からちょくちょく見ますね。2人は横並びで“打つ”わけではなく、出そうな台を各自で見定めて別々に座る。正直、大フィーバーしているところは見たことがなく、店の外で言い争いになっている場面にも遭遇しました。最近は以前に比べて来店する頻度は減りましたが…」(常連客の男性)
どこへ行くにも一緒というのは微笑ましい限りだが、一方でジャニーズ時代から危惧されていたのが、小嶺容疑者の交遊関係だった。
「ジャニーズ事務所は交際当初から田口に『別れた方がいい』と何度も忠告していた。小嶺の人脈のなかに、半グレ集団に属する人物がいて、田口も一緒に食事するようになっていた。今回の事件も『ニュースの見出しは田口だが、主役は小嶺』という見立てが圧倒的」(芸能プロ関係者)
ただものでないのは、小嶺の肝の座り方だ。普通、ジャニーズ事務所から交際にプレッシャーをかけられれば、女性の方から距離を置くもの。しかし彼女は動じないばかりか、
「芸能界の重鎮に電話をかけ、今後について相談していた。売れっ子ならともかく、一介のタレントが重鎮に直で電話をかけるなんて聞いたことがない」(前出スポーツ紙記者)
小嶺麗奈とは何者なのかー。今回の事件で“正体”が明らかになるかもしれない。
PHOTO:益田周一
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