東京五輪エンブレムの盗用疑惑に揺れるアートディレクター佐野研二郎氏(43)。5日の釈明会見以後も次から次へと疑惑が持ち上がっているが、実は、佐野氏が運営する会社名まで“パクリ”だった可能性がある。
佐野氏は2008年1月、「MR_DESIGN」という会社を設立した。08年3月発売の「デザインノート」という業界向けの雑誌で、社名の由来に関してこう話している。
<たまたまミスタードーナツの前を通りかかった時に“これだ”と思って(笑い)。(中略)言葉の響きも、強くて、太くて、僕好みだし>
もちろん、この発言は冗談半分だろうが、広報を務める佐野氏の妻は以前、日刊ゲンダイ本紙に「どこかで見たデザインから無意識に着想を得ることは、珍しいことではない」と話した。まさかとは思うが、街中で目に入った「ミスド」の看板から、無意識に“着想”を得たというのか。
それにしても、佐野氏の疑惑は終わりが見えない。
五輪エンブレムに関しては、“パクリ元”とされるベルギーの劇場ロゴのデザイナーが使用差し止めを求めて地元裁判所に提訴。サントリー景品のトートバッグをめぐっては、「BEACH」のデザインを手がけた米国人デザイナーが「法的手段も検討する」と話している。
佐野氏が“真っ白”になる日はやってくるのだろうか……。
ヤバいなこの人
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