中学生の少年たちが開発したコンセプトデザイン「スマートコンドーム(別名:S.T.EYE)」は、特定のバクテリアなどが触れることで色が変わるアイデアだ。
パートナーの性病感染を簡単に知らせてくれるとあり話題になっている。
パートナーの性病感染を簡単に知らせてくれるとあり話題になっている。
「Higher Perspective」の記事によれば、変化する色によって感染した病気の種類を知ることができ、梅毒の場合はブルー、クラミジアはグリーン、ヘルペスがイエローで尖圭コンジローマならパープルといった具合に単純明快に症状を把握することができる。
「Teen Tech Awards」のヘルス部門で最優秀賞を獲得したことで商品化も検討されているようだが、懸念点もいくつかあるようだ。
コストが高い
コンドームの層にウイルスに反応する分子を組み込むことで実現するアイデアだそうだが、コンセプトデザインのため実物はまだない。が、「CNN」の記事によると、非営利団体「FHI360」のワード・ケイツ博士が「技術的には可能だが、コストが高くなるだろう」とコメントしている。
そもそも着けないから
性病になる
この話題を知った人々からは、そもそも性病感染の原因がコンドームを着けないことにあるのでは?との指摘もあるようだが、開発を行ったロンドン・アイザックニュートンアカデミーのAliくん(14歳)はこうコメントしている。
「私たちは、痛々しい性病をより安全に防げるものを作りたかったんです。これがあれば、病院に行って恥ずかしい思いをしなくても済むでしょう。自然と責任のある行動を促すことができるようになるはずです」
コスト面が解決されれば、病院での検査の必要もなくなるため広く普及するかもしれない。ただ、ツイッター上の人々のコメントにもあるとおり、色が変わった瞬間の2人の雰囲気には少し注意が必要かもしれないが…。
この発明は見事!
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