ひと桁の平均視聴率を記録することも多い夏クールの連続ドラマの中で、唯一初回からふた桁以上をキープしている『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)。19日の第7話では自己最高となる15.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、ラストに向けてさらに勢いを増している。
同ドラマは、昨年4月期に第1弾が放送された池井戸潤の小説『不祥事』『銀行総務特命』を実写化した人気作の続編。最新シリーズでも杏(29)演じる正義感の強い銀行員・花咲舞が、上川隆也(50)演じるベテラン行員の相馬健とともに銀行内で起こるさまざまなトラブルを解決していく。杏の爽やかで力強い演技とスカッとさせてくれストーリー展開が視聴者に好評なオフィスストーリーだ。
そんなドラマを盛り上げる要素のひとつとなっているのが、毎回のように登場するゲスト俳優たち。19日の回には、大泉洋(42)が所属していることでも知られる演劇集団・TEAM NACSの戸次重幸(41)と音尾琢真(39)が出演し、「実力派の演技合戦が楽しみ」と放送前から話題に。そして今回、多くの視聴者の視線を集めたのがグラビアアイドルで女優の小松彩夏(29)だ。
小松がドラマの中で演じたのはキャバクラ嬢。胸の谷間をあらわにしたドレス姿の夜の蝶に扮した彼女が画面に現れると、ネット上には「こまっちゃんキター!」「おっぱい大きくなってる」「色っぽすぎる~」と男性ファンからの喜びの声が続々。企業の財務情報が漏えいした問題の解決がテーマとなった回で、真相のカギを握る重要な役どころに起用された小松は出演シーンも多く、ファンには嬉しい放送となったようだ。
しかしファンの間からは「久々に見た」との声もチラホラ。小松といえば、かつてグラドルとして人気を博したが現在の芸能活動はどういう状況なのだろう。
「今回の放送ではかなり派手なメイクのキャバ嬢を演じていた小松さんは、ここのところさまざまな役柄に挑戦しています。たとえば1月クールの連ドラ『保育探偵25時~花咲慎一郎は眠れない!!~』(テレビ東京系)にゲスト出演した際には、保育園で子どもが虐待を受けていると訴える神経質な母親を演じ、前クールの『医師たちの恋愛事情』(フジテレビ系)ではDV被害を受ける幸の薄い女性を演じています。真逆ともいえるキャラを見事に演じ分けており、その幅の広さが小松さん本人のイメージを薄めてしまっているのかもしれませんね。
また、小松さんといえば、人気漫画『美少女戦士セーラームーン』(講談社)の実写ドラマを思い出す人も多いかと思いますが、その作品には女優の北川景子さん(28)も出演していました。そのため、現在の北川さんの活躍と小松さんを比べるような意見も多い。『久々に見た』という声の中には、さまざまな連ドラで主演を張る北川さんとゲスト出演が多い小松さんを比較しているような意味も含まれている気がします」(芸能ライター)
『花咲舞~』のような人気作にゲスト出演するだけでもかなりの売れっ子といえるが、今の小松の活躍はファンにとって少し物足りない状況なのかもしれない。だが、小松の演技力を評価する声もある。
今年3月に公開されたオムニバス映画『ぼくたちは上手にゆっくりできない。』の2部作目『花火カフェ』で主演を務めた小松。小説家の桜井亜美が監督を務めた作品で、彼女は透明感のある全盲の美女を好演した。その演技は『スワロウテイル』や『リリイ・シュシュのすべて』で知られる岩井俊二監督も「ヨーロッパの女優のような雰囲気と演技力に引き込まれた」と絶賛。女優としてすでに確立されていると評価されたのだ。
テレビドラマでは端役も多いが、女優として着実にステップアップしている小松。さまざまな役をこなせる彼女は、今後もセクシーな魅力にあふれた大人の女性を演じてくれることだろう。サイゾー参照
セクシーだなぁ
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