日本と中国は隣国同士ではあるものの、その文化や習慣には互いに違っていて、中国人からすると日本には「非常に奇妙」と感じる習慣や文化があるようだ。(イメージ写真提供:123RF)
 「百聞は一見に如かず」という諺にもあるように、伝え聞くことよりも、自ら見たり体験したりすることによって理解や見聞を広げることができるものだ。近年、多くの中国人が日本を訪れ、日本についての見聞を広げている。

 日本と中国は隣国同士ではあるものの、その文化や習慣には互いに違っていて、中国人からすると日本には「非常に奇妙」と感じる習慣や文化があるようだ。中国メディアの快資訊は25日、「日本の習慣」を紹介する記事を掲載し、「とても信じられない文化やサービスがある」と伝えている。

 記事は様々な日本独特の習慣やサービスを紹介しているが、日本にはJK散歩と呼ばれる女子中高生と散歩や食事を楽しむサービスがあると紹介。だが、そのサービスを受けるには1時間あたり8000円(約500元)もの料金を支払わなくてはならないと伝え、中国にはないサービスに「なぜこのようなサービスが存在するのか、信じられない」と主張した。

 次に、日本も中国同様に仏教徒が多いが、日本では各集落に寺があること、そして日本の寺は「親から子へ受け継がれていく」ものだと紹介。中国と異なっている点は、日本の仏僧は結婚して子を持つことができることだと伝えている。中国をはじめとする国では一度出家したら結婚できない場合が多く、肉食妻帯が禁じられていることも多い。

 さらに、日本は長寿大国だが、65歳以上の人口が3600万人で人口の3分の1に達していることは驚きであると強調。中国も少子高齢化が進んでいるものの、日本の高齢化の程度は恐ろしいほどであることを強調した。

 記事は、中国人から見た日本の驚くべき点を指摘しているが、逆に日本人が中国の文化や習慣に驚かされる部分もたくさんある。中国人は日本人に比べて新しいものを受け入れることに抵抗を感じないようで、あらゆるものが非常に速いスピードで変化しており、あまり変化のない日本から中国を訪れると、めまぐるしく変わる中国に驚くことだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)