田口淳之介被告が保釈 湾岸署正面玄関で16秒の土下座「しっかり更生し、罪を償う」
元女優・小嶺麗奈被告(38)とともに大麻取締法違反(所持)の罪で起訴されたアイドルグループ・KAT-TUNの元メンバーで歌手、田口淳之介被告(33)が7日午後7時20分、勾留されていた東京湾岸署から保釈された。湾岸署正面玄関に姿を現した田口被告は、謝罪の言葉を述べた後、16秒その場に土下座した。
【写真】神妙な表情で謝罪した田口淳之介被告 土下座も
2人は先月22日午後、一緒に住んでいた東京都世田谷区の自宅で乾燥大麻を所持していたとして現行犯逮捕された。2人はその後、東京千代田区の厚生労働省の麻薬取締部で取り調べを受け、江東区・湾岸署へ移送され、5日に大麻取締法違反の罪で東京地検に起訴された。
黒のネクタイとスーツ姿で現れた田口被告ははっきりとした声で「この度は、私が起こしました事件で、皆様にご心配をおかけし誠に申し訳ございませんでした」と謝罪。また、今後について「金輪際、大麻などの違法薬物、犯罪に手を染めないことをここに誓います。しばらくの間、私の芸能活動は休止させていただきますが、しっかり更生し、罪を償い、一日でも早く皆様の信頼を取り戻せるように必死に生きてまいります」と声を張った。
最後に「どうかこれからも皆様からのご指導ご鞭撻のほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます。本当に申し訳ありませんでした」と改めて謝罪すると、その場で額をこすりつけるように16秒にわたり土下座した。
田口被告は2006年にKAT-TUNのメンバーとして「Real Face」でデビュー。俳優としても活躍していたが、16年3月に脱退しジャニーズ事務所も退所。同年11月に歌手としてソロデビューした。小嶺被告は女優として活動していたが、2012年公開の映画に出演後、表立った活動はしていなかった。2人は07年に写真週刊誌で交際が報じられていた。
【写真】神妙な表情で謝罪した田口淳之介被告 土下座も
2人は先月22日午後、一緒に住んでいた東京都世田谷区の自宅で乾燥大麻を所持していたとして現行犯逮捕された。2人はその後、東京千代田区の厚生労働省の麻薬取締部で取り調べを受け、江東区・湾岸署へ移送され、5日に大麻取締法違反の罪で東京地検に起訴された。
黒のネクタイとスーツ姿で現れた田口被告ははっきりとした声で「この度は、私が起こしました事件で、皆様にご心配をおかけし誠に申し訳ございませんでした」と謝罪。また、今後について「金輪際、大麻などの違法薬物、犯罪に手を染めないことをここに誓います。しばらくの間、私の芸能活動は休止させていただきますが、しっかり更生し、罪を償い、一日でも早く皆様の信頼を取り戻せるように必死に生きてまいります」と声を張った。
最後に「どうかこれからも皆様からのご指導ご鞭撻のほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます。本当に申し訳ありませんでした」と改めて謝罪すると、その場で額をこすりつけるように16秒にわたり土下座した。
田口被告は2006年にKAT-TUNのメンバーとして「Real Face」でデビュー。俳優としても活躍していたが、16年3月に脱退しジャニーズ事務所も退所。同年11月に歌手としてソロデビューした。小嶺被告は女優として活動していたが、2012年公開の映画に出演後、表立った活動はしていなかった。2人は07年に写真週刊誌で交際が報じられていた。
主体性に乏しかった田口容疑者、小嶺容疑者とは正反対の性格が…
大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕された元KAT―TUNの田口淳之介容疑者(33)。何度か、一緒に食事をしながら取材したことがあったが、そんな席でも決まって「入口、出口、田口で~す」と持ちネタを使って自己紹介。緊張した空気を和ませていたのを覚えている。終始、笑顔を絶やさなかったのも印象的だった。
「争い事を好まない優しい性格。イジられキャラで、みんなから愛されていた」(関係者)という通りの人柄に思えた。
一方、仕事の話題に移ると影は薄かった。質問に率先して答えることはほとんどなく、ほかのメンバーの発言を静かに聞いていた印象。自身が名指しで質問された時だけ話すことが多く、正直、主体性はあまり感じなかった。
内縁関係にあった小嶺麗奈容疑者は姉御肌でしっかり者。過去に所属していた事務所ではトラブルのあった社員について、上司に「頑張っているから許してあげて」と申し出るなど、頼もしさもあった。
正反対の性格でひかれあった2人。10年以上にわたって交際を続けてきたが、その関係を強く結びつけてきたのが違法薬物だったのなら、あまりに悲しい。(記者コラム)
一連の報道によると、2人はいずれも大麻の所持と使用を認めているとのこと。ただし大麻の所持について田口容疑者は「2人のもの」、小嶺容疑者は「自分のもの」と供述。2人の間で食い違いが生じているそうです。
多くの人の目には「小嶺容疑者が田口容疑者をかばっているのでは……」と映っているようですが、明らかな証拠が揃った今になってどうして女は男をかばうのか。考えてみると、他にも両容疑者には“女と男の割り切れない関係性”があるような気がします。
■12年も結婚せず、容疑も肩代わり?
最初に2人の交際報道が出たのは、07年。それ以降別れたとか別れてないとかの報道を経て、田口容疑者は16年の春にKAT-TUNを脱退。ジャニーズ事務所も退所し、個人事務所「Immortal」を設立しています。
この事務所の代表は田口容疑者ですが、取締役に小嶺容疑者が就いています。ジャニーズ退所当時は小嶺容疑者との交際の噂もあったことため「公私ともに“一心同体”となり、いよいよ結婚するのか……」という声もありました。たたその後も2人が結婚したという話は流れてきていません。
もちろん結婚は交際の先に必ずすべきもというわけではありません。ただ2人はここまで長く付き合い、その交際も公にもなっています。そして公私ともにいっしょにいるのなら、逆に結婚しないほうが不自然ではあります。
2人の本位は、そしてゴールはどこにあったのか。改めて考えると、割り切れない男と女の姿が見えなくもありません。
■彼を支えるためにやったことなら今回の事件はガッカリの極み
結婚せず内縁関係にとどまり、彼を支える。田口容疑者の活動やファンを鑑みて、小嶺容疑者はそう決めたのかもしれません。一部では、小嶺容疑者が裏方として田口淳之介のマネジメントに徹していたとも報じられています。
でもそうなのであれば、今回の報道は残念すぎる結果。田口淳之介という芸能人のキャリアに大きなキズがついてしまったのは言うまでもありません。
小嶺容疑者は大麻の所持について「自分のもの」と供述しているようですが、仮に主張が通ったとしてもそれは同じ。2人の割り切れない関係性や、芸能人としてのキズが消えるわけではないのです。
田口容疑者と小嶺容疑者、二人三脚で共倒れになってしまうのか。今回の事件をきっかけにどう関係性が変わるのか、見守りたいと思います。
(文・イラスト:おおしまりえ)
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