国土交通省は7日、賃貸住宅大手「レオパレス21」が施工したアパートで、外壁や天井などで建築基準法の基準を満たしていない物件が1324棟で確認されたと発表した。
 このうち一部は耐火性能を満たしていない可能性があり、同社は問題のあった物件の入居者に今後引っ越しを要請する。
 同社によると、引っ越し対象となる物件に住んでいるのは1万4443人に上る。1996年から2001年に着工された物件のうち一部で、引っ越しに関する費用は同社が負担する。