神戸・東須磨小 “後輩いじめ”教員4人の素性と呆れた実態
神戸市東須磨小学校の20代の男性教師が、先輩教師4人から悪質ないじめを受けていた問題。ネット上では「主犯格」とみられる40代の女性教師と、30代の男性教師3人を特定する動きが広がっている。
いじめは、少なくとも昨年4月ごろから始まっていた。被害男性Aさんは、加害者の教師4人からそれぞれ飲み会の席で無理やり酒を飲まされたり同僚女性にLINEで性的なメッセージを送信するよう強要された。
そして昨年9月、「カレーの試食会」と称して家庭科調理室に呼び出されると、男性教師に羽交い締めされ、スプーンを持つ女性教師に、強引に口の中に激辛カレーを入れられた。その後、カレーを目や口にこすりつけられ、服を脱がされ胸にまで塗り付けられた。教師らは、その模様を動画で撮影していた。
「A先生は辛い物が苦手なため、本気で嫌がっていましたが、無理やり口に押し込まれた。『ごめんなさい』『辛いの好きじゃないんです』と泣きつき、部屋を走り回るAさんを皆、腹をかかえて笑っていた。女性教師はそれを授業でネタにしたそうですから、教育者として人間性を疑います」(学校関係者)
次第にいじめはエスカレートし、模造紙のロールの芯で尻にミミズ腫れができるまで殴られ、背中をヒジでグリグリ押され、足を踏みつけられた。昨年12月には、買ったばかりの車で男性教師の自宅まで迎えに行かされ、土足のまま車の屋根に上がられ、傷つけられた。
「30代の男性教師3人のうち2人は同年代で、赴任してから数年経つ、校内でも中心的な人物です。女性教師も校長より在籍期間は長く、信頼も厚かった。校長は昨年4月に教頭として着任し、今年4月に昇格した。加害教師4人でグループをつくり、Aさん以外にも20代男性1人に暴言を浴びせ、20代女性教師2人にセクハラをしていた。誰も4人に注意できない雰囲気だったようです」(前出の学校関係者)
昨年9月、Aさんは前校長に相談したが対応してもらえず、いじめは1年以上にわたって続いた。今年6月、見かねた複数の教師たちが校長に実態を訴えたため、口頭で指導。だが、市教委には「人間関係のトラブルがあったが、すでに解決済み」と報告した。
しかし、その後もいじめは続き、Aさんは精神的苦痛から休職を余儀なくされ、加害教師4人は自宅で謹慎している。学校側は加害者の教師をかばったのか、それともいじめの実態を隠蔽しようとしたのか。
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