同僚教員へのいじめ、写真撮影か 暴言や暴行繰り返す
神戸市立東須磨小学校の教諭4人が、同僚の教員4人にいじめ行為などを繰り返していた問題で、被害を受けた20代の男性教員が、いじめ行為を受けている様子を写真に撮られたと訴えていることが、市教育委員会への取材でわかった。
市教委も写真の存在を把握。今後加害側の4人から聞き取り調査を進める。
市教委によると、加害側の教諭4人は30代の男性3人と40代の女性1人。調査に対し、一連のいじめ行為について「悪気はなかった」「相手がいやがっていると思っていなかった」などと説明しているという。
加害側の4人は昨年以降、写真を撮られたと訴えている男性教員に対し、暴言や暴行などを繰り返していたという。男性教員はこのほか「激辛カレーを無理やり食べさせられた」とも主張。体調を崩し、9月から学校を休んでいる。
同校は今月3日夜に問題を保護者に説明。出席者によると、保護者からは「なぜ他の先生は気づかなかったのか」などの質問が相次いだという。一方加害側の一人とされる男性教諭について、「熱血的で、子どもに人気があった」と取材に話す保護者もいた。(川嶋かえ、笹山大志)
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