2014年7月19日土曜日

日本追い出しへ!電気自動車の「充電プラグ」、中国とドイツ が規格統一へ・・・日系車の追い落としが目 的か

ドイツのメルケル首相が6日から8日にかけて 訪中し、中国とドイツは電気自動車の分野で協力 を行い、電気自動車の充電プラグの規格を両国で 統一することで一致した。中国メディアの中国経 済網は16日、「充電プラグの規格統一は日系車 に矛先を向けたものかもしれない」と論じた。

記事は、日本、ドイツ、米国の自動車メーカー にとって中国は極めて重要な市場であり、その中 国市場において将来的に「中国とドイツの自動車 メーカーが生産する電気自動車の充電プラグの規 格は、完全に統一されることになる」と紹介。ド イツメーカーの電気自動車にとって中国市場攻略 が極めて有利になるとの見方を示した。

一方で、中国電力企業連合会標準化センターの 劉永東副主任の話として、「充電規格の統一はプ ラグのサイズを統一するだけという簡単なもので はない」とし、実際にはプラグの材料や電気回 路、電気制御や通信など充電設備全体の統一が必 要になると論じた。

現在、電気自動車の充電規格には、日本の「C HAdeMO(チャデモ)」のほか、欧米の自動 車メーカーによる「コンボ」、中国のGB規格な どが存在する。記事は「中国とドイツの充電規格 が統一されるということは、中国自動車メーカー のBYDと、ドイツのBMW、ベンツが生産する 電気自動車が同じ規格を採用することを意味す る」と指摘した。

続けて、日系自動車メーカーは中国市場におい て一定のシェアを獲得しているとする一方、「電 気自動車の分野において、日本と中国は何ら協力 関係にない」と指摘。日系車は中国の消費者から も受け入れられているとしながらも、「日系車の 命運は政治的要素の影響を受ける」とし、中国が ドイツの充電規格を受け入れることを決めたのは 日系車の追い落としが目的である可能性があると の見方を示した。
livedoor参照

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