小雪、あやしすぎる新興宗教の教祖役 オダギリジョーと17年ぶり共演
女優の小雪が、テレビ朝日系金曜ナイトドラマ『時効警察はじめました』(10月11日スタート、毎週金曜 後11:15~深0:15※一部地域で放送時間が異なる)の第1話にメインゲストとして出演することが明らかになった。主演のオダギリジョーとは、ドラマ『天体観測』(2002年、関西テレビ)以来、17年ぶりの共演となる。
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時効になった事件を“趣味”で捜査する男・霧山修一朗(オダギリ)が、名(迷)助手・三日月しずか(麻生久美子)と共に未解決事件の謎に挑むシュールな脱力系コメディーミステリー。12年ぶりの新作となるドラマスペシャル『時効警察・復活スペシャル』(9月29日 後9:00~11:05)に続き、『時効警察』第3シリーズが10月11日よりスタートする。
その第3シリーズの初回を盛り上げるのが、小雪。配信ドラマ『全裸監督』(Netflix)にも出演するなど、果敢に活躍の場と表現の幅を広げている小雪が、メイン監督・三木聡と初タッグを組むことに。「新しい世界観を見たい、という思いがあったので、参加させていただきました」という『時効警察』で、さらなる新世界を開拓する。
オダギリとの再共演については、「17年前はお互いに若かったり、絡むシーンが少なかったこともあって、オダギリさんとはあまりお話ししたことがなかった」そう。「今回はすごく気さくにお話ししていただいたんですよ。お互いに子どもの話もしたりしましたね」と小雪。「オダギリさんはすごくクリエイティブなので、発想の視点も面白く、新たな発見がありました。大人になってまた、表現者同士としてお会いすることができて、うれしかったです」と、再共演を楽しんでいた。
そんな小雪が今回演じるのは新興宗教の教祖・神沼美沙子。実は彼女、“ほぼ同時刻に別の場所で起こった2つの密室殺人事件”という、霧山が調べる時効事件と深い関わりがあった。というのも、この時効事件で亡くなった人物のうちの一人は美沙子の母親。そして、もう一人は乱れた女性関係から「総武のウタマロ」と呼ばれ、母親の元愛人であると同時に、美沙子の夫でもあるという男。ドロドロにも程がある人間関係が渦巻く中、小雪もあやしさ全開で物語を振り回す。
「『これまで実際に見たことも演じたこともない“教祖様”という存在を、どうしたら具体化できるのかな』という不安も少しあった」と、クランクイン前の本音を打ち明けた小雪だが、その不安も三木監督とのやりとりを通して払拭されたそう。「監督の頭の中には、普通の概念を超えたビジュアル・イメージが強くあるんですよね。だから、いつも白紙で裸のまま現場に行って、その場でつけていただいたお芝居をそのまま楽しんでいました。フレキシビリティーがすごく求められる現場だから、刺激になってよかったです」と、笑顔で撮影を振り返っていた。
さらに第1話には、小雪演じる美沙子に思いを寄せる信者・花崎新一役で、六角精児も出演。その存在自体が複雑怪奇と言っても過言ではない六角が、怪演爆弾を撒き散らす。
また、第1シリーズ『時効警察』(2006年)&第2シリーズ『帰ってきた時効警察』(07年)の両方にゲスト出演し、すさまじいインパクトを放った村松利史も、生前に浮き名を流しまくった「総武のウタマロ」役で再出演する。
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