10番のスタート前にストレッチする三浦桃香(カメラ・豊田 秀一)
◆女子プロゴルフツアー デサント東海クラシック 第2日(21日、愛知・新南愛知CC美浜C=6437ヤード、パー72)

 美人プロとして人気の三浦桃香(20)=アウトソーシング=が3バーディー、1ボギーの70で回り、通算1アンダーとして、スタート前の52位からホールアウト時点で、予選通過ライン(50位タイまで)ぎりぎりの50位に浮上した。今季23試合目で6度目の決勝ラウンド進出となるか、後続の選手次第となった。

 この日、三浦は10番からスタート。スコアを2つ伸ばして迎えた18番パー4で池ポチャのボギーをたたいたが、直後の1番でバーディー。その後はスコアをキープした。「18番以外は耐えることができた。少しバーディーが少ないけど」と3バーディー、1ボギーのラウンドを振り返った。

 主催のデサントと契約する三浦は“勝負服”でプレー。「本当は最終日で着る予定でしたが、最終日は(レインウェアを着用する)雨の可能性もあるので、きょう、着ました。どうしても、このかわいいウェアを見てもらいたかった」と、名前と同じ桃色の鮮やかなウェアを笑顔で自慢した。ただ、その後は苦笑い。「ちょっとスカートが短いかな。練習グリーンでボールを拾おうとしたら、後ろ(のギャラリー)がザワついていました」

 今大会は第2日の競技終了後に恒例の「ドライビング女王コンテスト」が行われる。昨年、3位だった三浦は「ドラコン、頑張ります」と意欲的に話した。

 10番まで消化し、通算10アンダーとしている韓国の申ジエ(31)=スリーボンド=が首位。1打差の2位に木村彩子(23)=富山常備薬グループ=らが続く。

 海外メジャーのAIG全英女子オープン(8月1~4日)を制した渋野日向子(20)=RSK山陽放送=は12番まで2バーディー、2ボギーのイーブン。通算3アンダーのままで、スタート時の8位から30位に後退した。