「報ステ」チーフPセクハラ懲戒処分問題 被害者アナ実名報道で波紋広がる
テレビ朝日系の看板報道番組「報道ステーション」のチーフプロデューサー(CP)で、40代の既婚者、A氏がセクハラで懲戒処分を受け、異動が決まった本紙昨報の問題で、5日発売の週刊文春、週刊新潮がセクハラの被害者として同局女子アナの実名などを詳報し、波紋が広がっている。
騒動は、A氏についてテレ朝の懲罰委員会が8月30日付で「社員としてふさわしくない行為があったことにより、就業規則に基づき、社員1人に謹慎の懲戒処分を行った」と発表し、CP更迭、3日間の謹慎、異動が決まったというもの。
本紙はこの原因が、番組トップの権限を悪用したA氏が、計10人以上の女子アナや女性スタッフに対し「体を触るわ、キスするわ、送った女性の自宅に無理やり入り込もうとしたりしていた」(同局関係者)という悪質なセクハラをしていたことを報じていた。
文春と新潮は、このセクハラを受けた被害者の一人として、同局アナで報ステのフィールドキャスターの森葉子アナ(33)の実名を報じた。今年5月、A氏と森アナは2人で焼き鳥店で飲食後、A氏は森アナの自宅まで送った際にキスし、室内に入ろうとしたという。
森アナは「強引に抱きつかれ、キスされた」「室内に入ろうとしてきたので追い返した」などと知人に吐露。これ以外にも、A氏は女性スタッフと2人きりの席で下ネタや猥談を繰り返したり女子学生バイトの手を握ったりしたなどの被害もあったため、女性スタッフが被害をまとめ、7月初旬に同局コンプライアンス統括室に告発したという。
昨年9月、同番組サブキャスターだった小川彩佳アナウンサー(34=現フリー)を番組から卒業させたのもA氏だったが、文春・新潮によると、A氏は小川アナにも2人きりで飲みに行こうと誘い、断られる“セクハラ未遂”騒動もあったという。
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