2019年4月30日火曜日

楽しんごが吉本退社し新事務所に移籍 ユーチューバー活動に本腰か

楽しんごが吉本退社し新事務所に移籍 ユーチューバー活動に本腰か






楽しんご
「ラブ注入!」のギャグで一世を風靡したおネエ系お笑い芸人の楽しんご(40)が、4月1日付でよしもと興業を退社し、PABLO所属となったことがわかった。
 しんごは渋谷りゅうきとのお笑いコンビ「おいなりさん」で活動する一方、多くの有名人を顧客に持つ人気整体師でもあり“骨盤王子”の異名を取る。今春からユーチューバーとして活動を始めたほか、28日には「天翔ソニック」(大阪・豊中176BOX)で、プロレスデビューを果たした。
 移籍はユーチューバー活動に本腰を入れるためとみられる。今後はアクション俳優だったころの経験を生かし、マルチに活躍するようだ。

伝説のキャバ嬢・愛沢えみりの引退イベントで歌舞伎町騒然 売上は驚異の2億5000万円

伝説のキャバ嬢・愛沢えみりの引退イベントで歌舞伎町騒然 売上は驚異の2億5000万円





歌舞伎町のカリスマとして絶大な人気を誇るキャバクラ嬢の愛沢えみりが、2019年の3月末をもって引退。4月28日に放送されたAbemaTV「給与明細」では、彼女のラストイベントに密着した。



 3月30日、愛沢が所属する歌舞伎町の高級キャバクラ「FORTY FIVE TOKYO」の周辺には、彼女の功績を労う祝いの花がずらり。華やかなドレスに身を包んだ愛沢が高級車に乗って登場すると、待ち構えていた100人ほどのファンが一斉に黄色い歓声とシャッターを浴びせた。同業者だけでなく雑誌やInstagramを通じてファンになったという学生や一般職の女性も多いようで、夜の世界にとどまらない愛沢のカリスマ的な人気が浮き彫りになっていた。

 引退イベントを控えて、愛沢は「気合というよりは嬉しいですね」と余裕の表情。店内には総額1億円のシャンパンタワーが用意され、ヘルプを務めるキャバクラ嬢が「えみりさんの肝臓になります」と語った通り、次々に高級シャンパンの栓が抜かれた。引退イベントに来店したのは、合計で2億円という時計と指輪を身につけ、常に現金を400万円ほど財布に入れているという男性をはじめ、驚くほどの大金を持つ“太客”ばかり。愛沢のヘアメイクを手がけるヘアサロンの男性社長や、彼女が着用するドレスをデザインしたアパレルの女性社長など年商数億円クラスの客が次々に訪れ、そのほとんどが短時間の滞在ながらもしっかりと大金を支払って去っていった。

 さらに大阪や福岡からも、愛沢の引退を見届けるために人気キャバクラ嬢が集結。ミナミのNo.1キャバクラ嬢である一條りおなは「同世代なのですごく寂しい。自分も考えさせられました」としみじみと感慨を語った。また、愛沢が専属モデルを務めていた雑誌「小悪魔ageha」の編集長も来店。愛沢の引退に合わせるように「小悪魔ageha」が4月で休刊することを明かし、「彼女クラスのモデルさんがいなくなるというのは、1つの時代の終わりだと思っている。(愛沢が)引退したあとに誰が支えていけるのか。だったらここで終わりにしてもいいんじゃないか」とカリスマが去る影響の大きさを表現した。

 愛沢は目まぐるしく卓を移動しながら完璧に接客をこなし、日付が変わるころには1000万円を超えるような会計も続出。引退イベントの売上金額は2日間で2億5000万円超という驚異的な記録となり、伝説のキャバ嬢にふさわしい花道を飾った。

(C)AbemaTV

【ウラ給与明細】高級バッグがゴロゴロ落ちてるえみりの家

2019年4月29日月曜日

あの女優はついに主婦業に専念? 今、業界で引退が噂されている芸能人

あの女優はついに主婦業に専念? 今、業界で引退が噂されている芸能人






桐谷美玲
 安室奈美恵さんの引退から始まり、大物芸能人からアイドルまで、多くの芸能人たちが芸能界を引退する昨今。ファンらは応援している芸能人がいつか引退してしまうのではないか、とやきもきしているかもしれないが、業界では何人かの芸能人がそろそろ引退するのではないか、ともっぱらの噂である。

 “引退”と聞いて、すぐに名前が浮かぶのが剛力彩芽だ。剛力といえば、ZOZO・前澤友作社長との熱愛が報じられて以降、一気に好感度が下がっている。本人のモチベーションも低下しているようだ。

 「CM契約はことごとく打ち切られ、レギュラー番組も次々と終了。何より、本人が『芸能界を辞めたい』と周囲に漏らすなど、仕事への意識が低いので、事務所も剛力さんをこれまで以上に押してはいないようです。これまでは仕事が大好きだと公言していたのに、仕事以外に夢中になれるものを見つけてしまったことが大きいですね」(芸能記者)

 また、桐谷美玲も結婚を機に、芸能界をフェードアウトするのではないかと言われている。

 「もともと桐谷さんは専業主婦になるのが夢だった。結婚を事務所が認めてくれなかった時も、『だったら芸能界を辞める』とまで言ったそうですからね。現在、できる範囲で仕事は継続していますが、今後は映画やドラマの仕事は極力入れない方針です。もうすでに週休2日は取れるように調整しつつあるようですし、このまま引退となってもおかしくはありません。事務所は稼ぎ頭である桐谷さんを辞めさせたくはないようですが…」(前出・同)

 さらに最近、露出が一気に減ったこの人も引退がささやかれている一人だ。

 「『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)も終了し、先日、ファンクラブを閉会したとんねるずですが、石橋貴明さんは自身の限界を察知していると言われていますよ。実際、とある番組で5年後はどうしているか聞かれ、『仕事がなくなっちゃってるかも。タレントとしての寿命だね』と答えていましたし、本人も芸能界にしがみつく気はない。放送作家にも興味があるようで、裏方に回ることも考えられます」(前出・同)

 次に引退を発表する芸能人は誰なのか、気になるところだ。

片岡沙耶「全部ランジェリー姿です!」トレカ発売イベント

片岡沙耶「全部ランジェリー姿です!」トレカ発売イベント



片岡沙耶
 グラビアアイドルの片岡沙耶(25)が27日、都内でトレーディングカード「片岡沙耶2―ランジェリーカード」発売記念イベントを行った。

 文化服装学院出身で、舞台の衣装をデザインするなど多方面で活躍。ランジェリーのデザインも趣味で、今回も自分でセレクトしたイタリア製の超高級下着7着に加え、プロデュースを手掛けたルームウェア(受注販売中)を着用して撮影に臨んだ。「水着は一切ありません。全部ランジェリー姿です」とGカップの大きな胸を張り、B90・W60・H86のセクシーな肢体を惜しげもなく披露。「水着よりも緊張感がありました。大人っぽく艶やかに、ステキに撮っていただきました」と喜んだ。

 平成時代にやり残したことを聞かれると「業務用のミシンをクラウドファンディングで資金を募って買おうとしたけれど間に合わなかった。ゴールデンウィーク明けに挑戦したい。私が作ったパンツをリターンにします」と目を輝かせていた。

 現在、カー用品チェーン「イエローハット」のCMに出演中。7月11~15日に東京・品川の六行会ホールで舞台「脳漿炸裂ガール~人間動物園~」に出演する。

“グラビア界No.1美BODY”犬童美乃梨、過去最高セクシーダンスに挑戦 YouTuberデビュー「#みのトレ」も話題

“グラビア界No.1美BODY”犬童美乃梨、過去最高セクシーダンスに挑戦 YouTuberデビュー「#みのトレ」も話題






“グラビア界No.1美BODY”犬童美乃梨、過去最高セクシーダンスに挑戦(C)モデルプレス
【犬童美乃梨/モデルプレス=4月27日】“グラビア界No.1美BODY”と称される犬童美乃梨(いぬどうみのり・24)が28日、都内で最新DVD『みのリズム』発売記念イベントを開催した。

【さらに動画・写真を見る】“グラビア界No.1美BODY”犬童美乃梨、露出度高め水着で大胆ポーズ

◆犬童美乃梨、過去最高のセクシーダンスに挑戦


同作は昨年11月にハワイで撮影。犬童がハワイに住んでいる設定で、観光に来た男性をナンパする、というストーリーが展開される。『みのリズム』というタイトル通り、過去最高のセクシーダンスシーンが見どころの一つで、DVDのジャケット写真は「今までで一番攻めました。変形水着っていうのかな。最初に衣装合わせをしたときはソワソワ感があったけど、胸の形もキレイに見えたので、結果着てよかったな」と胸を張った。

◆犬童美乃梨、YouTuberデビューで話題




また犬童は4月11日にYouTube「#みのトレ」を開設しYouTuberデビューしたばかり。同チャンネルでは、フィットネスを中心に、家で簡単にできるエクササイズ、犬童が日常的に行っているトレーニング、女子にオススメのトレーニング、美しいボディになれるトレーニング方法などを紹介しており、話題を集めている。

「簡単だと思っていたんですけど、意外と難しくて。一人で喋らないといけないので、教えたいけどトークが上手くいかないんです」と悩みを明かしながらも「今、チャンネル登録者数は2000人くらい。少しずつ増えているので、まずは1万人、その後10万人、100万人と増やしていきたい」と意気込みを語った。(modelpress編集部)

◆犬童美乃梨(いぬどう・みのり)プロフィール


“グラビア界No.1美BODY”と称されるグラビアアイドル。グラビアアイドル×超本格派ダンスで魅せるアイドルユニット「sherbet」のリーダーとしても活動している。趣味はトレーニング、海外映画・ドラマ鑑賞。

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2019年4月28日日曜日

オードリー春日、金髪美女との密会報道謝罪 若林が叱責、クミさんは電話出演「もう、勘弁してください」

オードリー春日、金髪美女との密会報道謝罪 若林が叱責、クミさんは電話出演「もう、勘弁してください」



春日俊彰 (C)ORICON NewS inc.
 お笑いコンビ・オードリーの春日俊彰が、27日深夜放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土曜 深1:00)に生出演。18日放送のTBS系『ニンゲン観察バラエティ モニタリング3時間SP』で、2008年から交際してきたクミさんにサプライズでプロポーズし、見事に成功したが、26日発売の写真週刊誌『FRIDAY』で金髪美女との密会が報じられていたことを受け「ちょっと騒がせちゃって、がっかりさせちゃって、申し訳ない」と謝罪した。

【写真】一緒にトゥースする春日&クミさん 若林&ゆずも見守る!

 番組冒頭、相方の若林正恭が「マジで申し訳ない。まず、何はともあれクミさん。そして、『モニタリング』を見てくださったみなさん、スタッフさんにもそうだよ」と叱責。ここ最近の春日の変化にも触れ「積み重なった物が出ているんですよ。こういうのは、この一件だけじゃない。この仕事への責任感のなさ。わかりやすい芸能人の染まり方しているから、積もり積もってこういうことになるんですよ。こういうこと言わすな、学校か、ここは」と断罪した。

 途中からは、クミさんも電話出演して「いやー本当になんかすみません、お騒がせしておりまして。こっちも本当に反省ですよ。若林さんにはご迷惑をかけちゃって」と謝罪。「世間のみなさんに申し訳なくて、菓子折りを持っていこうと思ったんですけど、今あいつの顔を見たら気持ち悪くて。いやーもう勘弁してください。(密会が報じられたのがプロポーズの)10日前ですよ」と嘆いた。

 クミさんとの会話が久しぶりになったという春日は「それはもちろん、もう飲みに行くこともやめようと思っていますから。女性とだけじゃなくて、男性とも。今すぐにわかることじゃないから。この先見ておいてくれっていう話になるわけでしょ。根こそぎ変わらない人間だったから、行動を起こしていかないと、また同じことを繰り返してしまう」と反省しきり。「だから、むつみ荘引っ越すとか。形として目に見えることを変わっていって。10年分の積み重ねもありますから」と変化を誓った。

 その上で、春日は「ベタな話だけど、今後は変わっていくから見ておいてくださいっていう。結婚の方向に向かって考えていただけたらありがたいというか…。私の脇が甘いところで、本当に申し訳ないです。熱の冷めやらぬうちに私の甘いところが出てしまったので、本当に申し訳ない」と改めて謝罪。クミさんは「今回のことは、春日の今までしてきたこと。それは自己責任ですし、そこはしっかりみな

「お相手は?」「お答えするつもりはございません」 佳子さまが「回答拒否」に込められた思い

「お相手は?」「お答えするつもりはございません」 佳子さまが「回答拒否」に込められた思い






 秋篠宮家の次女・佳子さまは、自己主張をするきっぱりした女性だ。美貌とファッション性で話題になることが多いが、その点もぜひ注目していただきたい。

「お相手はいますか」という質問に答えられ

 2019年3月22日、国際基督教大学(ICU)を卒業するにあたっても、佳子さまの芯の強さがうかがえるご発言があった。
「相手がいるかについてですが、このような事柄に関する質問は、今後も含めお答えするつもりはございません」
 記者会見ではなく、あらかじめ出された宮内記者会からの質問への文書回答だった。「お相手はいますか」という質問に佳子さまは、こう答えられたのだ。

ICUをご卒業された佳子さま ©JMPA

佳子さまの個性が際立ったお言葉

 その文書には、姉の眞子さまと小室圭さんとについて「一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています」という答えもあった。メディアは主にそちらを話題にしていたが、きっぱりした現代女性としての佳子さまに注目していた身としては、そちらより「お相手」についての回答に感動した。
 念のため書いておくと、「お相手」とはつまり「結婚を意識するような相手」または「交際相手」のことだ。私なりに翻訳するなら、「その手の質問には未来永劫、答えません」と言ったのだ。
 こうした佳子さまの個性が際だったお言葉は、今回だけではない。
 2014年12月、成人にあたっての記者会見で「母は、週刊誌などでは様々な取り上げ方をされているようですが、娘の私から見ると、非常に優しく前向きで明るい人だと感じることが多くございます」と語られた。ちょうどメディアの矛先が、皇太子妃雅子さまから秋篠宮妃紀子さまに移りつつある頃だった。「ご両親はどんな性格か」という質問だったからもっと無難なことを言っても良かったのに、メディアに異を唱えられたのだ。
 24歳の佳子さまは「公開するプライバシー」に線引きをしたのだと思う。
 宮内記者会からは「結婚の時期」「理想の男性像」も尋ねられた。前者への答えは「遅過ぎずできれば良いと考えております」。後者については「以前もお答えしていますが、一緒にいて落ち着ける方が良いと考えております」。素っ気なさに「答えるのは、ここまで」という意志が感じられる。

佳子さまの発言が照らした「公人とプライバシー」の問題

 堀北真希を思い出した。俳優の山本耕史と結婚、現在は引退している。皇室の話と芸能界の話を一緒にするなという指摘は承知の上だが、「公開するプライバシー」への線引きという意味で、軽く衝撃を受けたのだ。2016年、第一子を出産直後、彼女の事務所が発表したのは「母子ともに健康。性別など詳細を発表する予定はありません」だった。生まれた子が男の子か女の子か知らせない。最近ではよくあることだが、走りは彼女だったのではないかと思う。びっくりした。山口百恵ちゃん世代だからだ。
 山口百恵という人は、芸能界を既に引退していたにもかかわらず、第一子出産後、カメラの前に立った。夫の三浦友和と並び、長男を顔が映る角度で抱いていた。1984年、引退から4年も経ってからのことである。なぜそうしたのかは、知る由もない。芸能界にも世間にも、まだ「芸能人=公人」という意識が強かったのだろう。
 皇室と芸能界。まったく異なる世界であるが、敢えてここで触れたのは、皇室における「公開するプライバシー」のあり方が、社会の動きと重なっていることを明示したかったからだ。佳子さまのお言葉は、美智子さまや雅子さまの時代と比べると隔世の感がある。言い換えれば、美智子さまと雅子さまの時代は、「公開するプライバシー」を自ら線引きすることが叶わなかった。

スリーサイズを書かれた美智子さま

 正田美智子さんと皇太子さま(当時)の結婚が発表された1958年11月、メディアは正田さんのさまざまな「横顔」を報じた。中に、こんな記述がある。
「一メートル六十一センチ(五尺三寸)、五十キロ、中肉中背、スポーツ好きで健康そのもの」(朝日新聞号外)
「一家大柄の血をひき、身長一六〇センチ余、体重五〇キロ強、均整のとれた肢体である」(毎日新聞特別夕刊)
「子供のころひ弱だった美智子さんもスポーツですっかり鍛えられ、いま身長一メートル六十、体重五四キロ、バスト八〇、ウエスト五八・八、ヒップ九一・二五センチの立派な体格」(読売新聞夕刊)。
 それぞれ少しずつ数字が違うのは、ニュースソースが違うのだろうか。それにしても、現代からみれば、「おいおい、バスト八〇って」である。
 だが元新聞記者として想像するのは、当時の男性記者(間違いない、全員男性だ)は皇太子妃になる人の「健やかさ」をアピールしたかっただけだと思う。「戦後」の空気もあったろうから、「大柄」や「立派な体格」はプラスイメージだったろう。そういう人が、皇太子妃になる。善意の報道だったはずだ。

小和田雅子さんのプロフィールは身長だけに

 それから35年。小和田雅子さんが皇太子さまと結婚することが決まったのは、93年だった。宮内庁から報道用に配布されたプロフィールにあった身体情報は、身長だけ。各メディアが発表された数字を報じ、朝日新聞は「皇太子さま163センチ、雅子さん164センチ」と書いている。
 86年に雇用機会均等法も施行された。女性だけでなくお2人平等に情報を、というくらいまではメディアの意識も変化していたということだ。でも、デリケートさは所詮そこまで。

「雅子さま、殿下と私室に“こもりっきり”!」

「女性自身」がご成婚直後から始めた連載「雅子さまの幸せ“ハマナス日記”」にはこんな見出しがある。
「雅子さま、“マタニティ風スーツ”と5日間のご静養!」(11回・10月5日号)
 いま職場で新婚女性に「あら、そのスーツ、もしかして赤ちゃん?」などと言おうものなら、即アウトだ。だが雅子さまに限っては「あり」だった。
 そもそも6回(93年8月24日号)でもう「雅子さま、“ご懐妊態勢”に『もしや?』の声!」と打ち上げ、12回(10月12日号)は思わせぶりに「周囲も声をかけにくい――雅子さま、殿下と私室に“こもりっきり”!」と書く。
 あからさまな「ご懐妊押し」だ。
 美智子さまは結婚10カ月後、紀子さまは1年4カ月後に第一子を出産されている。実際10月5日号“マタニティ風スーツ”の記事は、「ご成婚から3カ月だが、美智子さまもその頃に懐妊の兆候が見られ、紀子さまは懐妊発表の翌日からマタニティ風ドレスに変わった」などと書いたあと、「雅子さまにも、いよいよ……?」と締めくくっている。
 これまた元雑誌記者として当時の編集部の気持ちを代弁するなら、「美智子さまも紀子さまもそんな感じだったんでー、そんなこともあるかなー」くらいだったと思う。
 悪気がないというか、気楽な感じというか。編集部の気持ちをさらに代弁するなら、「国民も期待してるんでー」だろうと思う。

ご体調の説明で「生理がありました」

 期待していたのは国民だけではない。皇室医務主管を長く務めた金澤一郎さんの証言を紹介する。雅子さまの「適応障害」になった背景についてこのように語っているのだ。
〈ご成婚前にいわゆる「皇室外交」もできるからと説得をお受けになったようですね。ただ、皇室に入られてからは、想像されていたことと違うことがさまざまおありになったと思うのです。皇室では、外国の王室も同様ですが、まずは『お世継ぎ』を期待されます〉(「文藝春秋」12年8月号)。
 要は雅子さまは、メディアからだけでなく皇室内部でも、ガンガン「ご懐妊はまだか」光線を浴び続けたということだ。
  お2人の結婚3年目から5年目に毎日新聞の宮内庁担当記者をしていた森暢平さんは、東宮侍医が雅子さまの体調を説明するのに「生理がありました」などと言うことに、「最大のショック」を覚えたと語っている(「AERA」06年3月27日号)。「ご懐妊の情報を知るのが仕事とはいえ、人の奥さんの生理の周期を聞かされることに違和感を覚えました」と。
「皇室は究極のイメージ産業」と表現したのは、朝日新聞記者として長く皇室報道に携わってきたジャーナリストの岩井克己さんだ。政治学者の御厨貴さんは、同趣旨をこう語っている。
〈象徴天皇制という制度は、国民の支持によって成り立っています。「開かれた皇室」をキャッチフレーズに、私的な部分、つまり理想の家族としてのプライバシーを国民に開放することで、人気と支持を勝ち得てきた。その切り札が、まさに美智子皇后だったのでしょう。〉(『皇太子と雅子妃の運命』)
 皇室というイメージ産業の発展のため、開放すべきプライバシーとして「懐妊」はあるよね、というのが宮内庁サイドとメディアの認識だった。だから「マタニティ風スーツ」と書いてしまい、そこへの道として「生理」を説明する。

21歳の誕生日から「結婚」に関する質問をされた清子さま

 同様に、若い皇族女性の「結婚」に至る「交際相手」については国民が知りたい。それもメディアの前提になっている。天皇家の長女・清子さま(現・黒田清子さん)に対し宮内記者会はそれを聞き続け、清子さまは根気強く付き合った。
 初めての記者会見は90年、21歳の誕生日にあたってだった。結婚は「まだ実感から遠い感じです」とし、時期は「いついつまでにと申し上げてしまいますと、皇太子殿下のようなことになると思いますので」と「30歳までには結婚を」と言いながら果たせなかった兄を引き合いにして、ユーモラスに答えた。2年後、大学卒業時の記者会見では「結婚というものには実感が薄いようでございます」、男性との出会いは「あったかもしれないし、なかったかもしれない」。再び兄の台詞を使って、切り返した。
 だがその後、清子さまのお相手をめぐり、報道が過熱する。25歳の誕生日には「マスコミによって騒がれた多くの人々の生活が乱され、傷つきました。とても心苦しく残念に思います」と文書で回答。だが26歳、27歳の誕生日にも「結婚」「お相手」を質問され、清子さまは「私なりの足並みで」「理想を描いて考えはしない」などと答え続けた。

31歳の誕生日会見で「結婚」の文字が消えた

 27歳になって5カ月後、東欧訪問前の記者会見でも結婚について聞かれた。清子さまはとうとう「これからは答えを控えたい」と明言した。だが28歳の誕生日にもまた聞かれ、「事を急ぐだけでなく大切に考えたい」と答えている。
 新聞記事を追いかけると、31歳の誕生日会見でやっと「結婚」という文字が消えている。清子さまは35歳で、都庁勤務の黒田さんと結婚された。

佳子さまは「先手を打った」

 佳子さまは清子さまと違い、内親王ではあるが、「天皇の子ども」ではない。だが、令和になれば、「皇嗣の次女」となる。宮内記者会が会見を要請する場面が、平成より増えてもおかしくない。その「お相手」への関心は高く、報道されることからは逃れられないだろう。
 だからこそ、「相手がいるかについてですが、このような事項に関する質問は、今後も含めお答えするつもりはございません」と先手を打ったのだ。
 令和という時代を前に、佳子さまはこれまでの皇族女性とまるで違うメディア戦略を示した。新時代の新しい皇室像につながる、凛々しい第一歩だと思う。
(矢部 万紀子)

「結婚美談」オードリー春日俊彰が捨てた もう一人の彼女 

「結婚美談」オードリー春日俊彰が捨てた もう一人の彼女 



「結婚美談」オードリー春日俊彰が捨てた もう一人の彼女 
 深夜3時半、静まり返った東京・杉並区の住宅街を一組のカップルが歩いている。フードを被り、マスクを着けた怪しげな男は、お笑いコンビ『オードリー』の春日俊彰(40)である。その傍らには佐々木希似の金髪美女が寄り添っている。
 二人は周囲を警戒しながら路地裏を歩き、春日の自宅アパート「むつみ荘」へと入っていく。彼女がアパートから出てきたのは、朝だった。
 春日といえば、4月18日に11年間付き合ってきた一般人女性・クミさんとの結婚を発表したばかりだ。同日放送の『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS系)ではプロポーズに至るまでの道のりに密着。春日の好感度は"爆上がり"していた。だが――。
 本誌が二人を目撃したのは、3月中旬のこと。この日、春日は高円寺(杉並区)のカラオケ店で芸人仲間と件の金髪美女を連れて飲み会を開催していた。深夜3時を回り、解散する一同。春日は知人と思しき男性と金髪美女と一緒にタクシーに乗り込んでいく。それから数分後。春日と金髪美女は二人でクルマを降り、アパートへ入っていった、というわけだ。
『モニタリング』では、春日がクミさんにプロポーズしたのが3月25日のことだった。つまり、春日はプロポーズの10日前に他の女性を自宅に連れ込んでいたことになる。
 実は、本誌が二人の姿を確認したのは、これが初めてではない。半年以上前から、春日とSさんは何度も密会していたのだ。
 はたして、この関係を本人はどう釈明するのだろうか。結婚会見から数日後にあたる4月下旬、本誌は自宅アパートから出てきた春日を直撃した。
――この女性とは、どんな関係なのでしょうか。
「はい……飲み友達……」
――この日は、なぜ春日さんのウチに。
「この日は何人かでカラオケに行っていて。帰り道のタクシーは私とその女性と、仲間の3人で同乗していたんです。その仲間がノリで『(Sさんが)春日さんのことをいいって言ってるし、ここで降りなよ』と唆したら、本当に彼女がウチの近くで私と一緒に降りてしまって。もう時間も遅かったからウチに……」
 直撃後、本誌が春日の所属事務所に問い合わせたところ、
「中川パラダイスさんと飲んだ時にいた女性みたいです。家に入れたのは春日本人。とんだ大バカ変態野郎ですね。クミさんには口もきいてもらえないみたいです」
 という回答が返ってきた。
 結婚にまつわる美談のウラには、冷酷な「裏切り愛」が潜んでいたのだった。
 FRIDAY最新号では、春日への直撃取材の様子やSさんとの関係について詳しく報じている。また、FRIDAYデジタルGOLDでは春日への直撃動画を公開している。
詳細の書かれた本誌記事は コチラ

2019年4月27日土曜日

渋谷すばる ファンクラブ設立、“サーバー落ち”するほど殺到

渋谷すばる ファンクラブ設立、“サーバー落ち”するほど殺到



渋谷すばる ファンクラブ設立、“サーバー落ち”するほど殺到
4月26日、関ジャニ∞の元メンバーの渋谷すばる(37)が公式ファンクラブ「Shubabu(シュバブ)」を設立。一時サイトのサーバーがダウンするほどの反響を呼び話題となっている。
昨年12月に、ジャニーズ事務所を退所した渋谷が、きょう26日に公式ファンクラブ「Shubabu」(シュバブ)を発足。今後、動画やブログなどのコンテンツを発信していくという。また、各メディアの報道によるとレコード会社大手の「ワーナーミュージック」内に、自主レーベル「World art」を立ち上げ、今年秋をめどにCD発売することが決定しているとのこと。
渋谷は、サイト内にメッセージを投稿。「自分自身で決めた今後の人生、かけてみたいと思った音楽の世界、楽な事など一つもありませんが、全ての音を楽しみながら、まだまだ恥をかいて生きていきます。自分なりの音楽という表現を軸に、世界中に色々なアートを届けに行きます」と意気込みを伝え、最後に「どんな形でもいいので、早く皆様のお目にかかりたい!!」とファンとの再会を願った。
これを受け、Twitter上には「渋谷すばる」「すばるくん」などのワードがトレンド入りを果たした。また、公式サイトにアクセスが集中したためか、午前10時頃からサーバーがダウンし閲覧ができない状況が続いた。
ファンからは「本当に本当に待ってました!!!」「いろんな感情が止まらない。うれしいよかったこんなにも幸福な気持ちになったのは久しぶり。ありがとう」と喜びの声が殺到。
また、「わたし、渋谷すばるの!!! ファンクラブに入っている!!!!」「ひぇぇ 会員番号13,000超えてるよ 1万内には入れるかなとか呑気に考えてる場合じゃなかった でも、よかった。おめでとう、すばるくん」と、早速ファンクラブに入会したというコメントも見られた。

「人をいっぱい轢いちゃった」 池袋暴走事故、87歳の元通産官僚は「ものすごい先生」だった

「人をいっぱい轢いちゃった」 池袋暴走事故、87歳の元通産官僚は「ものすごい先生」だった



「物凄い先生ですよ。計量学の権威なんです。何とも言えない毛並みの良さもあって。1カ月前に計量史学会の会議が神楽坂の日本計量会館でありました。その時も飯塚先生だけ車で来ていて、会館に横付けしていた。ただ、歩く時は杖をついていて、会議後、先生に『ちょっと肩押さえてくれ。押さえてくれないとまずいんだ』と言われ、肩を支えて車まで行ったんです。前に『先生、よくこんな細い路地のところを運転できますね』と聞いた時には、『段差のある所は転ぶから嫌で。車を運転した方が楽なんです』と言っていたんだけどね……」(日本計量史学会副会長の黒須茂氏)
◆ ◆ ◆
 旧通産省の飯塚幸三元工業技術院長(87)が自家用車のプリウスで東池袋の大通りを約150メートルにわたって暴走したのは、4月19日正午過ぎ。8人の通行人を引き倒し、自転車で横断歩道を渡ろうとしていた松永真菜さん(31)と長女・莉子ちゃん(3)の死亡が確認された。

プリウスのフロントが大破
「警視庁が押収したドライブレコーダーに同乗していた妻から『危ないよ、どうしたの』と言われ、『あぁ、どうしたんだろう』と答えている飯塚氏の声が残っていました。事故直後、飯塚氏は息子に錯乱状態で電話し、『アクセルが戻らなくなり、人をいっぱい轢いちゃった』と話していたそうです」(社会部記者)

通産省時代の華麗な経歴

 今回の事故を引き起こすまでの飯塚氏の経歴は、それは華麗なものだった。
 旧制浦和高校、東京大学工学部を卒業後、1953年に通産省に入省。技術畑を歩み86年、傘下に13の研究所と約3000人の研究者を抱える工業技術院長に上り詰めた。
 通産省時代の同期で田中角栄元首相の秘書官でもあった、小長啓一元通産事務次官が振り返る。
「工業技術院長は技術職としては最高のポスト。飯塚さんは傑出した能力、調整力、リーダーシップを発揮していました。第一次石油危機の際には、再生エネルギーなどの議論を進める『サンシャイン計画』に関わっていたと思います」

院長時代の給与は、年収2000万円弱

 院長時代の給与は、年収2000万円弱。当時の退職金は3000~4000万円程度だったという。元工業技術院総務部長、大野隆夫氏が証言する。
「飯塚氏は、工業技術院などのOB組織『産工会』の会長も務めていた。毎春、如水会館でパーティを開くのですが、その会を取り仕切っていたのが、博士号も持つドクター飯塚です」
 いわば“通産省技系官僚のドン”だった飯塚氏。89年6月の退官後は一般社団法人機械振興協会副会長を経て、92年、農具最大手のクボタに専務として三顧の礼で迎え入れられた。
「00年、代表取締役副社長を最後に退任するまで研究開発を舵取りしていました」(クボタ関係者)
 71歳になった飯塚氏は02年3月、板橋区の新築分譲マンションへと引っ越し。価格は約4500万円だったが、通産省やクボタ時代の退職金などを元にキャッシュで購入したと見られる。この地で飯塚氏は同い年で誕生日も9日違いの妻と2人、“セカンドライフ”をスタートさせた――。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年5月2・9日号)

「あおってんじゃねーよ」運転手に因縁 東京足立区

「あおってんじゃねーよ」運転手に因縁 東京足立区



「あおってんじゃねーよ」運転手に因縁 東京足立区
 26日朝、東京・足立区の路上で車を運転していた男性に因縁を付けて暴行を加え、財布などを奪ったとして男ら3人が逮捕されました。

 大竹勇多容疑者(35)らは午前8時半ごろ、足立区梅田の路上で軽貨物車を運転していた男性(24)に「あおってんじゃねーよ」などと因縁を付けて、胸を殴るなどして財布やスマートフォンを奪った疑いが持たれています。男性は胸の打撲などの軽傷です。警視庁によりますと、大竹容疑者らは現場から車で逃走していましたが、警戒中の警察官が東京・江戸川区の駐車場で車を発見して身柄を確保したということです。大竹容疑者ら2人は「手を押さえ付けただけ」と容疑を一部、否認し、残る1人は容疑を認めているということです。

アダルトHPに「ac.jp」…適切管理求める

アダルトHPに「ac.jp」…適切管理求める






 高等教育機関などしか利用できない末尾が「ac.jp」のドメイン(インターネット上の住所)が個人に取得され、アダルトサイトが開設されていた問題で、総務省は26日、ドメイン管理業者「日本レジストリサービス」(JPRS)に対し、ドメインの適切な管理・運用を要請する行政指導を行った。
 JPRSは米国の団体から委託されて「.jp」を含むドメインを管理。JPRSは「ドメインの信頼性確保のための取り組みを進める」とコメントした。

パソコンに塩水、引き出しにエビ 九大で仕返し

パソコンに塩水、引き出しにエビ 九大で仕返し






パソコンに塩水、引き出しにエビ 九大で仕返し
 パソコンを壊すなど悪質な仕返しです。

 フランス国籍の理化学研究所職員、イスマイル・アニッセ容疑者(33)は先月31日、派遣先である九州大学大学院の研究室でパソコン7台に塩水を掛けて壊すなどした疑いが持たれています。また、研究室内の机の引き出しにエビを詰めるなどして使えなくした疑いも持たれています。アニッセ容疑者は去年5月から研究員として九州大学に派遣されていましたが、秋ごろに大学内でセクハラ行為を疑われたということです。警察の取り調べに対し、「教授が自分を守ってくれなかったことへの仕返しにやった」と容疑を認めています。

2019年4月22日月曜日

"USB1本"を49万円で買った大学生の後悔

"USB1本"を49万円で買った大学生の後悔






「儲け話がある」としてUSBメモリで投資教材を売りつけるトラブルが、首都圏の大学で急増している。トラブルの相談を受けた教育アドバイザーの鳥居りんこ氏は「20歳以上はいわゆる『未成年者取消』ができない。わが子がトラブルに巻き込まれないように、保護者は注意が必要です」と訴える――。

■なんのヘンテツもないUSB49万円を購入するまでの一部始終

長い受験期間を終え、子どもが晴れて大学生になった親御さんの中には「ようやく子育ても終了」と安堵されている方もいることだろう。大学生の多くは在学中に成年になるため「子育て終了宣言」が出てもおかしくはない。
しかし、である。
※写真はイメージです(写真=iStock.com/Imazee)
この「若葉マーク成年」が怪しい業者の格好のターゲットになっている事実をご存じだろうか? 筆者は思春期の子どもを持つ親たちから悩みや相談を持ちかけられることが多いが、最近も都内在住の大学生の母親から相談を受けた。
「USBメモリを媒体とする投資関連学習教材」をめぐるトラブルである。20歳の男子大学生A君は都内の有名大学に通っている。そのA君をトラブルに巻き込んだのは、高校時代の同級生Bだった。
「久しぶり! 飯でもどう?」というBからの突然の誘いが事のはじまりである。知らない仲ではないのでA君は快諾。食事をしているうちに、Bはこんな話をしだしたそうだ。
「Aは今、バイト何やってるの? それ、時給、安すぎじゃね? 大きな声じゃ言えないけど、俺、今、すごく稼げるバイトしてるんだよね……。(略)でも、これって限られた人にしか教えられないけど、Aだからいいかな……」
そんな前置きを入れて、「今度、すごい人に会わせてあげるよ。絶対、会ったほうがいいから!」と言うなり、すかさず、その“すごい人”に電話をしてアポ取り。あれよあれよという間に3人で会う約束を取り付けられてしまったらしい。

■「日経225の先物取引で確実に儲かるシステム」入りUSBメモリ

後日、その見るからに儲かっているオーラを出している自称投資家Cが現れ、金回りの良さをアピール。そこから長時間にわたって洗脳トークを浴びせられたという。
Cは「日経225の先物取引で確実に儲かるシステム」を力説。そのシステムが入っているというUSBメモリを49万円で購入するよう勧誘。「そんな額、とても払えないですよ」とA君が断わると、こう言われたという。
「ローンで払えばいい、儲かるのですぐに返済できる」
さらに、
「このシステムを人に紹介するとバックマージンとして一人あたり5万円貰えるよ」
「今、決断できないやつは一生クズ」
「チャンスは来たときに、即、つかまないと!」
ほぼ軟禁状態でこれを長時間、聞かされ続けたそうだ。
「友達のBがやっている」つまり「Bが儲け話をタダで教えるのはBにとって損なのに、自分を特別に思ってくれているから誘ってくれている=断ってはBに悪い」という心理にさせて追い込んでいくやり口らしいが、Cの威圧感も手伝って、次第にA君は相手の思うつぼにはまっていった。

■「口座を開いたってことはやるしかないんだよ」

そして、ネット証券口座をその場で作らされ、Bに消費者金融に同行され、学生ローンの借り入れをさせられてしまい、借りたお金はその場でUSBメモリと交換することになった(※代金が49万円なのは多くの業者が学生ローンの限度額の上限を50万円に定めているからだと思われる)。
ちなみに自称投資家Cは言葉巧みに「免許証持ってる? ちょっと写真、撮るね」などと言いながら、A君のスマホでその(免許証の登録番号や顔写真、住所が記載された)画像を撮り、そのまま口座開設した。ネット証券の確認画面は「A君は年収600万円の携帯電話会社販売員」ということになっていたそうだ。
ここまでの作業が終了すると、Cはますます増長しはじめた。
A君はCから「もう口座を開いたってことはやるしかないんだよ」と言われ、証券口座を“嘘”の申告で開設してしまった罪悪感もあって、「やめたい」と言えずに契約書にサインさせられたという。

■「俺が音声を録音しているので強要はないことは明白だよ」

しかし、それだけで事は終わらない。
※写真はイメージです(写真=iStock.com/Highwaystarz-Photography)
帰宅後、A君がUSBメモリの中身を見て「理解できない」そして「解約したい」と訴えると、さらなる“罠”が待っていた。「勉強会」という名の“有料セミナー”へのしつこい勧誘が始まるのだ。この“やり取り”の間でクーリングオフ20日間は過ぎ去ってしまう。
結局、A君は先物取引では儲けは出なかった。だが、Cからは「それは自分の勉強不足だよ」と一蹴され、Bは音信不通になり、しかも友人を勧誘できなかったので、入るはずの5万円も入らず、残ったのは消費者金融の借金。悪いことに、負けを回収しようと先物取引にドンドンとつぎ込んだ結果、さらなる借金を背負う火だるま状態に追い込まれていった。
A君は、BやCに強要されたと警察に届け出ればいいのではないかと思うが、Cに次のように畳みかけられて、結局、「泣き寝入り」せざるをえない状態となる。
「俺(C)が音声を録音しているので強要はないことは明白(A君の意思で契約)だよ」
「そもそも(A君は)契約書を持っていない(大事なものだから預かるとCに言われた)」
「A君自身が結果として詐称して口座を開設しちゃったしね」
A君は大学にも行けずにひたすらバイトで稼ぎ、借金を返済しようと必死に頑張ったものの、体を壊し、ここでようやく親が事態を把握することになった。

■なぜ「20歳の一人暮らし」が狙われるのか?

これと同種のものにDVD教材を約50万円で学生に売りつける「DVD教材販売トラブル」もある。こうしたトラブルを把握した法政大学や芝浦工大など首都圏の大学は、ウェブサイトなどを通じて注意喚起しているが、トラブル根絶には至っていないのが現状だ。
東京都の消費生活総合センターによれば、USBメモリを媒体とする投資関連学習教材の販売に関する相談件数は、2017年度は112件だったが、2018年度(概算)は216件。2014年に東京都はUSBメモリ教材の販売業者4社に業務停止(3カ月)命令の行政処分をした。その後、いったんは被害・相談件数は減る傾向にあったが、2019年度から再び急増しているという。
業者は大学生を狙い撃ちにしているが、その理由は次の8点に集約される。
1 学生であっても20歳以上は未成年者取消ができない
2 成年に達すれば、親の承諾なしにローンやクレジットカードを作ることができる
3 一人暮らしを始めることで親の監視の目が緩くなる
4 特に一人暮らしの場合、証券会社からの郵便物(書留なので実家住まいは親にバレる)を受け取れるのは本人だけなので騙すのに好都合
5 友人を傷つけたくないという仲間関係の維持に気を取られ過ぎる傾向があって、断ることができない
6 「(友人であっても)毅然と断る」ことも時には必要という教育を受けてこなかった
7 社会経験のなさと知識不足
8 経済的に苦しい学生が増える中、少しでもラクをして「勝ち組」になりたい願望がある

■20代前半の学生はお金に対する不安が強く、稼ぎたい気持ちが強い

消費生活総合センターの担当者はこのように注意を促す。
「学校やバイト先などの友人から誘われることで“おいしい話”を信じてしまうケースが多いようです。また、20代前半の若い世代はお金に対する不安が強く、なんとか稼ぎたいという意識が強い。それもトラブルに遭う大きな要因です」
USBメモリ以外にも、仮想通貨をめぐる実体不明な投資話や、学生起業をすすめる名目での高額セミナーやオンラインサロン、商材の販売などのトラブルも増えている。簡単に短時間で大金を稼げる話には、当然ウラがあるので、親もわが子が誘惑されないように注意喚起が必要だ。
出典=埼玉県HPの公表データを基に筆者作成

■被害に遭ったA君はいま、大学を休学し自宅療養中だ

前出のA君は親に消費者金融の返済をしてもらい、証券口座は解約。現在は大学を休学し、自宅療養中である。この被害状況を証言してくれたA君の母は筆者にこう語った。
「ウチの子と同じような被害に遭わないために、お子さんを持つ読者の皆さんに伝えてほしいです。『ウチの子に限って』は通用しないということを。親は子どもに『こういう詐欺がはやっている』『お金を払う価値、もしくは実体があるか、よくよく確認すべし』『本当の儲け話は他人には教えないもの』『世の中に楽して儲かる話は存在しない』『友達でもお金儲けをしようって話をしてきたら、迷わず距離を置け』ということを伝えるだけでも被害はかなり減ると思うのです……」
折しも、成年年齢が2022年4月から現行の20歳から18歳に引き下げられる。
人を信じるという、本来あるべきやさしい気持ちにつけ込む“詐欺”が横行していることは哀しい事実だが、親としては折に触れ、わが子に“世の中の罠”を伝えることが必要だ。
【相談窓口】
■国民生活センター消費者ホットライン(局番なしの188)または03-3446-1623(平日のみ)
受付時間 平日:10時~12時 13時~16時 土日祝:10時~16時(各地の窓口受付時間による)

■警察相談専門窓口(#9110)
受付時間 平日:午前8時30分~17時15分(各警察本部で異なる)
110番とは違い「事件性があるかどうかも分からない」という段階での相談が可能。

参考=国民生活センター「若者の消費者トラブルの現状」
(エッセイスト、教育・子育てアドバイザー、受験カウンセラー、介護アドバイザー 鳥居 りんこ 写真=iStock.com)

2019年4月21日日曜日

AAA公式サイト 浦田直也容疑者逮捕を謝罪「事実確認をしております」

AAA公式サイト 浦田直也容疑者逮捕を謝罪「事実確認をしております」






AAAリーダーの浦田直也
 男女6人組ダンス&ボーカルグループAAAのリーダー・浦田直也(36)が20日、都内で女性に暴行したとして警視庁に逮捕されたことを受け、所属するエイベックスのAAA公式サイトに「ご心配をお掛け致しまして誠に申し訳ございません」との謝罪文が掲載された。

【写真】昨年11月には4大ドームツアーを完走したAAA

 同サイトでは応援して頂いてる皆様並びに関係各位の皆様と題し、「本日、メンバーである浦田直也の逮捕報道がございました。只今、弊社より事実確認をしております」とコメント。「皆様におかれましてはご心配をお掛け致しまして誠に申し訳ございません」と謝罪した。

 浦田容疑者は19日午前5時ごろ、酒に酔って女性の頬を平手打ちしたとの報道もあり、本人のインスタグラムのコメント欄には「嘘だと言って」「もうお酒やめようよ」「プロ意識無さすぎです。AAAは好きだけどそれとこれとは別」と衝撃を受けたファンの書き込みが相次いでいる。

 AAAは2005年9月シングル「BLOOD on FIRE」でデビューし、同年の『第47回日本レコード大賞』では最優秀新人賞に輝いた。『NHK紅白歌合戦』には2010年~16年まで7回連続で出場。昨年には自身初となる4大ドームツアーで過去最多34万人を動員した。

秋篠宮さま、高齢で即位は「できない」 タブーの辞退論

秋篠宮さま、高齢で即位は「できない」 タブーの辞退論





退位の意向をにじませるお気持ちを表明(2016年8月、皇居・御所、宮内庁提供)
 天皇陛下が「身体の衰え」を訴え、退位の意向をにじませた2016年8月のビデオメッセージから2年8カ月余。
 陛下のお気持ちは高齢化社会に直面している日本国民の共感を集め、あと10日で、約200年ぶりとなる天皇退位が実現する運びとなった。ただ、今回の退位は法的には一代限り。「その次」はどうなるのか。
 「兄が80歳のとき、私は70代半ば。それからはできないです」
 一昨年6月、天皇陛下の退位を実現する特例法が成立した後、秋篠宮さまが皇位継承についてこう語るのを関係者は聞いた。当事者として、高齢で即位する難しさを指摘した形だ。代替わり後、秋篠宮さまは皇位継承順位1位の「皇嗣(こうし)」となる。「天皇になることを強く意識している」という皇室研究者の見方が報じられると、「そんなこと思ったことがない」と打ち消す発言もあったという。
 近代以降、天皇は終身在位制となり、逝去すれば疑問の余地なく、皇室典範で定められた次の皇位継承者にバトンが回ってきた。だが今回、高齢を理由とした退位が認められたことで、タブー視されてきた「即位辞退」の可否もが議論の俎上(そじょう)にのぼり出した。
 2月27日、衆議院予算委員会第1分科会。国民民主党の津村啓介氏は「皇嗣の地位にある方が、世代が近い、高齢などを理由に皇位の継承を望まない意思を公に表明した場合、皇室典範の中でどう解されるのか」と疑問をぶつけた。
 皇室典範は、皇位継承者の意思による即位辞退を想定していない。宮内庁の西村泰彦次長は「仮定を前提にした質問」として回答を控えたが、津村氏は、皇太子さまと秋篠宮さまが同世代であることを踏まえ、「決して非現実的な想定だと思っていない。国の根幹に関わる部分について、さまざまな内部検討をお願いしておきたい」と訴えた。
 しかし、保守派からは異論もある。麗沢大学の八木秀次教授(憲法学)は「退位の実現は皇室を危機にさらすパンドラの箱。将来的な即位辞退をも認めることにつながれば皇統を揺るがしかねない」と危惧する。かねて(1)短期間での退位や即位拒否を容認する余地を生み皇位継承を不安定化させる(2)退位が政治的に利用されかねない――と退位そのものに反対してきた。

2019年4月20日土曜日

死者が出た池袋の車暴走 ドラレコには事故直前の夫婦のやりとり


死者が出た池袋の車暴走 ドラレコには事故直前の夫婦のやりとり





ごみ収集車(左)と乗用車(右)が衝突し、歩行者がはねられた事故現場を調べる警察官=19日午後、東京都豊島区
 19日午後0時25分ごろ、東京都豊島区東池袋の交差点などで、乗用車が歩行者や自転車を次々とはね、ごみ収集車などに衝突した。
 警視庁によると、近くに住む女性と3歳の娘が心肺停止の状態で病院に搬送され、間もなく死亡が確認された。乗用車を運転していた板橋区の無職男性(87)を含む8人もけがをした。男性は「アクセルが戻らなくなった」と話しており、同庁が事故原因を調べている。
 死亡したのは豊島区東池袋の無職松永真菜さん(31)と娘の莉子さん(3)。莉子さんは真菜さんが運転する自転車の後部座席に乗っていた。他8人は40~90代の男女で、うち3人が重傷だが命に別条はないという。
 同庁交通捜査課によると、乗用車は現場手前でガードパイプに接触。その後、赤信号を無視して横断歩道に突っ込み、自転車の男性をはねた。スピードを緩めずに直進し、次の横断歩道で松永さん親子が乗った自転車をはね、左から曲がってきたごみ収集車に衝突した。乗用車は回転しながら、三つ目の横断歩道で通行人4人を次々となぎ倒し、信号待ちをしていたトラックにぶつかって停車したという。
 乗用車のドライブレコーダーには、事故を起こす直前、男性が同乗していた80代の妻と「危ない」「どうしたんだろう」などとやりとりする音声が残されていた。ガードパイプに接触してから停車するまで約150メートル暴走し、ブレーキを踏んだ形跡はなかった。
 同課によると、男性に持病などは確認されていないという。男性がけがをしていることなどから、同課は自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)容疑などを視野に、任意で捜査を続ける。
 現場はJR池袋駅から約800メートルで、東京メトロ有楽町線東池袋駅の近く。周囲には豊島区役所や複合施設「サンシャインシティ」などがある。 

2019年4月16日火曜日

坂口杏里さん、バンド初ライブへ「不安…こん詰めて練習だ」歌唱ショット披露

坂口杏里さん、バンド初ライブへ「不安…こん詰めて練習だ」歌唱ショット披露






インスタグラムより@anridayo33
 元タレントの坂口杏里さん(28)が15日までに自身のインスタグラムを更新。オーディションで選んだバンドメンバーと初ライブへ向けた練習の様子を公開した。

 昨年12月に東京・下北沢で「坂口杏里の芸能復帰までの道のり」と題したイベントを開催し、バンド活動を始めると宣言した杏里さん。「バンド練習して来ました」とつづり、メンバーをバックにマイクを持って歌う姿を公開。

 24日に東京・新宿のライブハウスでイベントを行うことを報告し、「下北沢ろくでもない夜以外でのライブハウスは初!しかも単独初。。不安、、、」「バンドメンバーでは急遽一曲のみ、歌う事になりました!!こん詰めて練習だ」とつづった。

 2013年3月に亡くなった女優の坂口良子さん(享年57)の長女の杏里さんはタレントとして主にバラエティー番組などで活動していたが、16年10月に「ANRI」名義でセクシー女優に転身。2017年12月に芸能界引退を発表したが、昨年12月に復帰を目指してイベントを開催。4月22日放送のTBS系「今夜解禁!ザ・因縁」で約5年ぶりにテレビ出演した。