4月4日から7日に静岡県で開催された「ヤマハレディース」で、日本ツアーに初参戦した、ゴルフ界の「次世代セクシークイーン」こと、韓国のユ・ヒョンジュ(25)。彼女の登場に、観客は騒然とした。
「あれは、Gカップくらいあるんじゃないか!?」  
 身長172cmの健康的なスタイルをしたユ・ヒョンジュ。チャームポイントは鼻のほくろで、「まるで映画女優」と評判だ。
 初参戦だった日本ツアーについて本人は、「ギャラリーの多さと応援の熱さに驚いた」と語ったそうだが、満開の桜以上の妖艶さに、多くのギャラリーが悩殺されていた。
 彼女を何度も取材している韓国のゴルフ記者は、海の向こうでの人気をこう語る。
「韓国では『フィールド上のモデル』とも称され、とにかく絵になる。SNSでも積極的に発信していますし、若いネットユーザー層には、めちゃくちゃ人気がある。スター性は十分です。
 ただ、韓国の1部ツアーでの優勝はなく、去年は2部ツアーでプレーしました。まだゴルフで結果を出していないので、ビジュアル先行ということは否めませんし、本人もそれはわかっています」
 人気のバロメータである、Instagramのフォロワー数は、12万人超にのぼる。イ・ボミ(30)やアン・シネ(28)はファンへの神対応で人気を集めたが、ユ・ヒョンジュはどんな女性なのか?
「ひと言で言うと、すごく聡明な女性。ハキハキ話しますし、質問に対するリアクションも早い。媚びたり、自分を飾ってよく見せようという面がない。
 韓国のゴルフ選手は、家族のために頑張りたいという苦労話が多いんですが、彼女はそうじゃない。家族のためではなく、自分のためにやっているんだと。
 なにより、女性アスリートとして自立したいという意識がすごく強い。ゴルフ選手には珍しく、韓国でも親元を離れて一人暮らしをしているのは、その現われでしょう。
『私はプロゴルファーの前に、いち社会人だ』と話していたのも印象的でした。これまでそんな話をした選手はいなかったので、新しい時代の選手だな、と感じます」(前出のゴルフ記者)
 膝上30cmのミニスカで、日本中を興奮させた「アン・シネ旋風」から約2年。韓国の新星は、セクシーとゴルフ両方で旋風を巻き起こす。
ユ・ヒョンジュ
1994年2月28日生まれ 韓国・京畿道出身 父親の影響で11歳からゴルフを始める。高校1年からプロを目指し、18歳でプロ転向。昨季は韓国2部ツアーでプレーし、今季は日本を中心に転戦。韓国の明知大学に在学中の女子大生プロ
(週刊FLASH 2019年4月23日号)