ヴィッセルでの2年目を迎えたイニエスタ。現地メディアに何を語ったのか?写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)
 遠く離れた日本にいても、アンドレス・イニエスタヴィッセル神戸)の古巣バルセロナへの想いは変わらない。だが、時差という現実から、試合を見るのはなかなか難しいようだ。

 スペイン紙『Marca』によると、イニエスタは『Club del Deportista』のインタビューで、「今までのようには(バルサの)サッカーを見ていない」と述べている。

「時差のために試合を追うのは不可能なんだ。ニュースやメッセージを通じて結果は知っている。(ラ・リーガについて)試合はまだたくさん残っている」

 深い絆で結ばれるバルサを離れる決断を下したのはなぜか。元スペイン代表MFは、「バルサ去ることを決めたのは、クラブにすべてを尽くした、魂を置き留めたと感じられる時が来たからだ」と説明した。

「空気を、国を、喜びを、そして目標を変えることを決めたんだ。心と身体がそう命じたんだよ」

 ただ、イニエスタ自身も「自分次第で決められるなら、僕はバルサに戻りたい」と、後輩たちに経験を伝えていきたいと述べた。

「将来がどうなるかは分からない。現時点で長期的な計画を立てるのは難しい。自分にできる何らかの形で、戻る機会を得られたらいいね。そうすれば、長い間学んできた経験を伝えられると思う」

 バルサも、ともに黄金時代を築いたシャビと同様に、イニエスタが将来的にクラブに戻ってくることを望んでいる。本人の想いが叶う可能性は極めて高い。

 そしてその日が来るまで、まずは日本でその経験を伝えていってくれるはずだ。