“愛される笑顔”で著書への思いを語った加藤=東京・台場(撮影・塩浦孝明)
 元フジテレビのフリーアナウンサー加藤綾子(33)が12日に自身初のビジネス書を発売する。「会話は、とぎれていい 愛される48のヒント」(文響社)と題し、著名人たちのコミュニケーション術を紹介。カトパンは出版を報告したタレント、明石家さんま(63)から「会話は途切れたらアカンで」と“全否定”されたことを明かし、「第2弾は『やっぱり、会話はとぎれたらダメ』にします」と続編に意欲を見せた。
 卓越なコミュニケーション能力で誰からも愛されるカトパンが、まさかのダメ出しを食らった!?
 自身初のビジネス本「会話は、とぎれていい 愛される48のヒント」は、今月からアナウンサー歴12年目に突入した加藤が、これまで出会った著名人から得た会話のヒントを伝える内容。さんまやタモリ(73)、エッセイストの阿川佐和子(65)、フジテレビ時代の先輩でフリーアナの高島彩(40)ら“会話のプロ”とのエピソードを紹介している。
 サンケイスポーツのインタビューに応じた加藤は、1日放送のフジ系「FNS番組対抗 オールスター春の祭典 目利き王決定戦」に生出演した際、共演したさんまに著書の出版を報告した“秘話”を披露。さんまに本のタイトルを伝えると「えっ、会話は途切れたらアカンで!」と、まさかの反応が返ってきたといい、慌てたカトパンは「第2弾は『やっぱり、会話はとぎれたらダメ』という本を出します」と返答。「さんまさんに言われたら、みんな『そっか』となっちゃう」と笑わせたが、まさに加藤も“愛される会話術”で切り返していた。
 また、著書に登場する「明石家さんまさんの隠れた魅力」という章に食いついたさんまは「気づいちゃった?」とニンマリ。加藤は「返しがスゴい!」とさんまの会話術にも改めて感服したという。
 1日から同局系「Live News it!」(月~金曜後4・50)のメインキャスターとして帯の報道番組に初挑戦。取材に応じた4日は放送終了の2分後に電気グルーヴのメンバーで俳優、ピエール瀧被告(51)が保釈され、「番組中は気が抜けなかった」と緊迫の生放送を振り返った。
 「報道ではしっかり意見を言わないと」と日々のニュースを“伝える”覚悟を実感していた。