6日午後3時15分ごろ、東京都港区元麻布の私立麻布学園中学・高等学校で、校舎地下の倉庫内壁約20平方メートルと木材が燃える火災があった。
 けが人はいなかった。直前に男子生徒らが花火をしていたとの情報があり、警視庁麻布署は消した後の燃え残りから火が出たとみて経緯を調べている。
 同署や同校などによると、火災報知器が作動し、職員らが消防に通報。居合わせた生徒らが「花火をしている生徒がいた」と説明したという。
 春休み中だったが、校内には文化祭準備などのため登校していた生徒約150人と職員約60人、OB会に来ていた卒業生ら約300人がおり、避難したという。