8月21日、芥川賞の授賞式に登場した、ピースの又吉直樹(35)。いま、テレビの制作現場では、熾烈な“又吉争奪戦”が起きているが、この争奪戦からさっさと“撤退”を決め込んだ社があった。
「前代未聞なんですが……。じつは、日本テレビで“ピース番組出演禁止令”が出されたんですよ」(番組制作会社のディレクター)
日本テレビの人気番組を担当するこのディレクターは話を続ける。
「理由は、又吉さんやピースの出演料の高騰です。現場での争奪戦の結果、これまでのギャラの2倍に跳ね上がっています。それで日テレの上層部から局員宛に『しばらくピースは使うな』という旨のメールが一斉送信されたそうです。それぞれの番組の会議でも、局側から、制作会社のスタッフや放送作家に口頭で指示がありました。もちろん、僕も命令されましたよ。そして『(この指示については)絶対に外部に漏らすな』と、厳しい箝口令も同時に言い渡されました」
受賞後も、ピースは日テレの番組に登場してはいるが……。
「これらはすべて受賞前にキャスティングされたものです」(日本テレビ関係者)
にわかには信じがたい“ピース出演禁止令”。だが本誌が取材を進めると、日本テレビの他の番組を担当する放送作家や、別の制作会社のディレクター、そして日本テレビの幹部社員からも、同様の証言が得られた。
真意を確かめるべく、日本テレビに取材したが、「ご指摘のような事実はありません。又吉さんについては今後も様々な番組に出演していただきたいと思っています」と話すだけだった。前出のディレクターは、こう解説する。
「日テレは、いまの“又吉人気”は一過性で、しばらく待てばギャラも元に戻ると思っているのかな……」
視聴率トップを走る日本テレビの番組から、ピースの姿が消えたとしたら寂しすぎる。1日も早い、“ピース出演解禁令”をみんなが待っている――。
参照
平和の証拠
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