2015年8月5日水曜日

主演ドラマ惨敗の原因は松嶋菜々子“賞味期限切れ”か

出逢い ~吾輩の読書との出逢い~: 日経平均2万5000円超え時代の日本経済



 ドラマ「家政婦のミタ」(2011年、日本テレビ系)で視聴率40%を記録し“視聴率女優”と呼ばれた松嶋菜々子(41)が久々に登場したTBSテレビ60周年特別企画ドラマ「レッドクロス~女たちの赤紙~」(1、2日)が、惨敗に終わった。主演の松嶋が従軍看護婦を演じ、夫役の西島秀俊(44)ら豪華キャストが揃ったが、出演者もスタッフも喜べない数字。原因は、松嶋の“賞味期限切れ”か、それとも――。

 ドラマは戦後70年とも重なり、松嶋演じる従軍看護婦・天野希代が、満州事変から朝鮮戦争までの激動の時代に翻弄されながらも、必死に生き抜いていく重厚な物語。

「とにかくTBSの気合はハンパじゃありませんでした。軍医役の笑福亭鶴瓶や祖父役の山崎努、若手俳優のなかで抜群の演技力を誇る工藤阿須加などが顔を揃えた。TBSの『絶対に当てる』という気合がヒシヒシと伝わってはいたのですが…」(制作会社幹部)

 ところが、視聴率は1日が8・2%、2日が10・7%ととても合格点とは言えないものだった。

「同じくTBSの60周年の看板をつけ、7月12日に最終回を迎えた連続ドラマ『天皇の料理番』が平均14・9%と、木村拓哉の『アイムホーム』を超え4月クール1位と好調だっただけに、同じ時代ものということで松嶋のスペシャルドラマにつながると期待されていた。『13%が及第点、15%超えなら社を挙げてお祝いだ』と盛り上がっていたんですが、この数字では誰も喜べない」(TBS関係者)

 こうなると主演の松嶋に批判が出るのも仕方ない。実は、撮影現場のスタッフの間で、松嶋の演技に対し、不安の声が漏れていたという。

「クランクイン直後から『大丈夫?』という声がやたらと聞こえてきていたんです。松嶋の役どころは日本軍の方針に矛盾を感じながらも、修羅場と化した野戦病院で命の重さを最優先に、孤軍奮闘する従軍看護婦。なのにモニターを見ても全然、必死さが伝わってこない。多くの人間の生き死にを目の当たりにし、冷静さを保つのが難しい狂気に満ちた戦場ですよ。なのに松嶋は笑顔を絶やさない。けが人を前にしても険しい顔で『大丈夫?』としか言わない。喜怒哀楽の感情が伝わってこないんです」(事情通)

 そもそも、松嶋を巡る演技不安説は今に始まったことではない。

「以前から“大根説”はあった。本気で怒ったり泣いたりする演技ができないと言われ続けてきたんです」(某プロデューサー)

 ところが、あの伝説的ドラマ「家政婦のミタ」で40%という驚異的な数字を叩き出し、名実ともに視聴率女優となった。

「『ミタ』では感情を押し殺した能面のような演技がウケました。あの演技力はすごいと…。でも一部関係者の間ではあれは演技ではなく、素を見せているだけと散々な言われようだったんです」(ドラマ関係者)

 数字は取ったが、それは演技力によるものではなかった、というのだ。それでも「勝てば官軍。視聴率40%で、大女優の仲間入りは果たしたんです」(同)というだけに、4年ぶりの主演作「レッド――」にはドラマ関係者も大注目していた。それが…。

「最低ラインの13%はおろか、1話平均は1桁ですから、松嶋が主演を張る時代は終わったという人さえいます。振り返れば『ミタ』が全盛期だったということになりそうです。ならば一度NGを出した『ミタ』をもう一度やればいいじゃないとなるかもしれませんが、松嶋は『イメージが定着するからイヤだ』と。日テレとは続編を巡って大もめにもめた末に絶縁状態となっているから、無理でしょう」(同)

 どうやら松嶋の賞味期限は、切れてしまったということか。

 夫の反町隆史(41)は10月から放送される人気ドラマ「相棒」(テレビ朝日系)の4代目相棒役に起用が決まったが、女優・松嶋はどこへ行くのか。

東スポWeb参照



厳しい採点

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