出逢い ~吾輩の読書との出逢い~: ホテルローヤル
21日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)で司会のふかわりょうが、安全保障関連法案(安保法案)について力説する作家の百田尚樹氏を制止する一幕があった。
番組の「夕刊ベスト8」のコーナーでは、日刊ゲンダイの「公然と上がり始めた芸の人『安保反対』の大合唱」と題した記事を取り上げた。
記事によると、SPEEDの今井絵理子が終戦記念日にTwitterで「今の日本の流れを拝見すると、どこかプチ戦争なら賛成!みたいに見えるのはわたしだけでしょうか?」とつぶやいた内容や、笑福亭鶴瓶、中居正広など、これまでタブーだった芸能人の政治的発言に変化が起きていることを指摘していた。
この記事について、ふかわが百田氏にコメントを求めると「これ喋ってええのかな、地上波で」と前置きをしたうえで、百田氏自身は安保法案賛成なのだと明かし「大手のマスコミ、新聞社やテレビ局は戦争法案と言うけど、あれは戦争抑止法案なんでね」と訴えた。
続けて百田氏は、安保法案が戦争を起こさせないためにはどうするかという法案であることを説明するため「1分だけ時間をください」と求め、軍事同盟によって大国からの侵略を抑止する効果について語り始めた。
百田氏の主張は、軍事同盟を結ぶことで同盟国が侵略された場合は助けに行くというリスクはあるが、自国が侵略された場合は、侵略してきた相手国が同盟国全体を敵に回すこととなってしまうため、それが大きな抑止力となっているというものだ。
さらに百田氏は「日本の近くに非常に危険な国がある」「尖閣も取ると言ってる、こんなこと言ったらどこの国か分かりますよね」「沖縄も取ると言っている、領空侵犯も…」と、矢継ぎ早に語る百田氏に、ふかわは一喝するかのように「お時間となりました!」と声を張り、百田氏の力説をぶった切って笑いを誘った。
ちなみに、百田氏が「1分だけ時間をください」と発言してから、ふかわが制止するまでの時間は約1分20秒だった。
参照
ふかわやる
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