2015年8月22日土曜日

【高槻女児殺害】威信をかけた捜査、被疑者逮捕も…星野くん遺体発見に唇かむ府警幹部

出逢い ~吾輩の読書との出逢い~: ホテルローヤル



大阪府寝屋川市立中学1年の平田奈津美(なつみ)さん(13)が殺害され、同級生の星野凌斗(りょうと)さん(12)の消息が途絶えてから9日目の21日、事件は急展開した。
 大阪府警高槻署捜査本部は防犯カメラに写った不審車両の捜査などから死体遺棄容疑で寝屋川市の山田浩二容疑者(45)を逮捕した。
 「今の大阪府警で最大の懸案」。威信をかけて捜査していた事件は重大局面を迎えたが、星野さんは同府柏原市内で変わり果てた姿で発見された。
 「総力を挙げて捜してきた。元気な姿で星野君を見つけられず、じくじたる思いだ」。府警幹部は21日夜、唇をかみしめた。
 捜査関係者が「『神隠し』のような事件」と形容するほど多くの謎に包まれた事件だった。京阪寝屋川市駅前にある商店街の防犯カメラに2人の姿が最後に写っていたのは13日午前5時10分ごろ。これ以降、駅前の防犯カメラに2人の姿は写っていなかった。
 「駅周辺の防犯カメラに写っていないことが何を意味しているのか。これらを精査していけば、事件の真相が見えてくる」。捜査幹部の1人は当時、捜査方針についてこう語っていた。
 捜査本部は、防犯カメラが設置されていない狭い路地やカメラの死角となっている場所で、2人が何者かに車に乗せられて連れ去られ、事件に巻き込まれた可能性が高いとみて捜査を進めた。平田さんの遺体発見直前、遺棄現場の高槻市の駐車場を立ち去った不審な車がワンボックスタイプの車の可能性も浮上した。
 捜査本部はこの不審車両の割り出しを重視。現場と、2人の行方が途絶えた寝屋川市駅を結ぶ国道170号や国道1号など幹線道路を通過した可能性があるとみて、国道沿いの店舗などから提供された防犯カメラ映像の解析を進めた。
 一方、平田さんのスマートフォンからは午前6時45分ごろに、無料通信アプリ「LINE(ライン)」でメッセージが送られたのを最後に、やりとりは途絶えたままとなっていた。2人が所持していたとみられるスマートフォンも見つかっておらず、捜査本部は通信会社などへの照会を通じ、メッセージのやり取りからも2人の痕跡をたどった。
 こうした捜査の結果、捜査本部は山田容疑者を割り出したが、星野さんは遺体で見つかった。捜査幹部の一人はこう強調した。
 「強い憤りだ。警察として、何としてでも、これからこの事件の全容を解明をしないといけない」
産経新聞参照
捕まってよかった

0 件のコメント:

コメントを投稿