暴行被害を受けたNGT48の山口真帆
 新潟を拠点に活動するアイドルグループ「NGT48」の山口真帆(23)が昨年12月にファンの男2人から暴行を受けた事件で、山口の帰宅時間を教えたメンバーと犯人グループに面識があったことが13日、分かった。

 今回の事件が騒動化する中でメンバー間の確執が取り沙汰されており、山口もツイッターで「(あるメンバーが)帰宅時間を教えた」「私の家、部屋を教えた」「私の家に行けと犯人をそそのかした」などと暴露。帰宅時間を教えたメンバーと犯人グループに面識があった場合、事件の本質が大きく変わってくると注目されていた。

 犯人グループはNGTの熱烈なファン。関係者は「多くのメンバーと顔見知りで、漏えいしたメンバーとも面識はあった」と話している。今後はメンバーが意図的に山口の情報を漏らしたのか、偶発的に答えただけなのかが焦点になる。

 一方、この日、NGT48の西潟茉莉奈(23)と太野彩香(21)がそれぞれのツイッターで自身の「潔白」を訴えた。西潟は「今回の事件に関与していません」とした上で「話を聞きたいと言われ、新潟警察に行きました。警察の方に携帯を預け、お話をしました」と説明。太野も「連日報道されております事件に私は、関与しておりません」とした。2人は事件直後に山口がツイッターのフォローを外したメンバーだったことから、ネット上で関与が疑われていた。

 捜査関係者によると、今回の事件が計画的な犯行だったことが分かっている。それだけに「(山口と)話したかった」という犯人グループにほかの目的がなかったのか、犯人グループがどうやって山口宅の住所を知ったのかなど、運営側の説明が求められている。