2015年6月22日月曜日

韓国一転「日本の世界文化遺産登録に協力」 外相会談で提示

出逢い ~吾輩の読書との出逢い~: さとり世代探偵のゆるやかな日常



 岸田文雄外相は21日、韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相と東京都内の外務省飯倉公館で会談した。
 韓国側は、日本が進める「明治日本の産業革命遺産」(計23施設)の世界文化遺産登録について協力する方針を初めて示した。安倍晋三首相と朴槿恵(パク・クネ)大統領の間で実現していない日韓首脳会談の早期開催に向け努力することで一致した。
 韓国の外相の来日は約4年ぶりで、朴政権下では初めて。
 ■「百済の歴史地区」登録も協力
 世界文化遺産の登録をめぐっては、韓国側が「戦時中に朝鮮人労働者が強制徴用された施設が含まれている」と反対していた。政府関係者によると、日本側は歴史的な事実関係の範囲内で明示すると説明し、一定の配慮をみせた。韓国も「百済(くだら)の歴史地区」の登録を目指しており、岸田氏は会談後、「ともに協力し、両案件が登録できるよう協力することで一致した」ことを明らかにした。
 懸案の慰安婦問題も議題となり、岸田氏は昭和40年の日韓基本条約で「完全かつ最終的に解決」したとの日本の立場を貫き、「引き続き、局長級協議などを通じて議論していく。粘り強く協議を続けていくことで一致した」と述べた。尹氏は日本に「法的責任」を求める姿勢を崩さず、双方が原則論を繰り返した。
 韓国側は慰安婦問題で日本が譲歩しなければ日韓首脳会談に応じない構えをみせているが、会談では、日中韓首脳会談を年内のできる限り早期に開催することで一致した。
 日韓双方は今秋にもソウルでの開催が想定される日中韓首脳会談に合わせて日韓首脳会談を行う道筋を模索したとみられる。
 両外相は、相互訪問の実施で合意した。尹氏は岸田氏に年内の訪韓を要請し、岸田氏は適切な時期の訪韓を調整すると応じた。
 ■安保法案の説明「努力、評価する」
 北朝鮮の核・ミサイル問題については、日米韓3カ国で連携していくことを確認し、日本人拉致問題でも協力を進めていくことで一致した。
 尹氏は、集団的自衛権の行使容認を含む安全保障関連法案に関する日本政府の韓国側に対する説明について「透明性をもって説明努力をしていただいていることは評価する」と述べた。
 安倍首相は在日韓国大使館が22日に都内のホテルで開催する国交正常化50年の記念式典に出席し、朴大統領はソウルで22日に行われる在韓日本大使館主催の記念レセプションに参加する。
産経新聞参照
韓国も限界か?









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