出逢い ~吾輩の読書との出逢い~: ギャングース・ファイル
大阪・高槻市で、中学1年の平田奈津美さん(13)が殺害されているのが見つかった事件で、警察は死体遺棄の疑いで大阪・寝屋川市に住む山田浩二容疑者(45)を逮捕した。山田浩二容疑者とは、どのような人物なのか。
殺害された平田さんと同じ大阪府寝屋川市に実家がある山田容疑者は、関東地方にある福島に除染作業員を派遣する会社と契約していたという。会社の関係者は山田容疑者の印象について「挨拶がしっかりできて、真面目そうな人間。除染作業員は初めてではなく、経験者という印象を受けた」と話している。働き始めたのは先月中旬からで、契約は3カ月。給料は日当の形だったという。
その会社への取材をもとに、最近の山田容疑者の勤務実態を整理する。山田容疑者は、今月11日の午前中まで、福島県内で除染作業員として働いていた。その後12日から16日までお盆休みをとっていた。勤務先によると、関西地方にいたという。17日から19日まで再び福島に戻り、除染作業。そして、20日と21日は休みをとっていて、22日も休むと会社に連絡を入れていたという。平田さんの遺体が発見されたのは山田容疑者がお盆休みをとり関西地方にいたという今月13日だった。
なぜ、警察は山田容疑者にたどりついたのか?13日の午前5時頃までに、寝屋川市駅前の商店街の防犯カメラにとらえられていた平田さんとみられる姿。この時、同級生の星野凌斗くんと一緒にいたとみられている。だが、2人の目撃情報はここで途絶える。さらに、電車などの公共交通機関を使った形跡はないという。
一方、平田さんの遺体発見現場の近くにある防犯カメラに、遺体が見つかる30分ほど前の13日午後11時過ぎには不審な動きをする1台の車が映っていた。そのため、警察は2つの地点を結ぶ国道沿いなどを通る車を重点的に捜査した。取材によると、少なくとも5カ所で、防犯カメラを回収したという。こうした不審な車の捜査の結果、浮上してきたのが山田容疑者だった。実は、勤務先によると山田容疑者は、お盆休みで訪れた関西地方には、車で来ていたという。勤務先ではその車種や色は把握していないという。
参照
二度と繰り返さないように
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