ここのところバラエティ番組に頻繁に出演している脳科学者の中野信子。IQ148で東京大学の大学院を卒業している彼女は、セックスと脳の関係について、学術的知識を通じたざっくばらんなコメントで人気を集めている。26日深夜放送の『ゴロウ・デラックス』(TBS系)にも登場して「恋愛と脳」について語っていた。
中野はスタジオに入るなり、金ダルマのオブジェに被せた脳に見立てた飾りが「男性器」に見えて仕方がないと発言。番組MCのTBSアナウンサー外山惠理(39)が、「頭のいい人特有の感性なんですかね...」とフォローすると「IQが高い人は性欲が強いですから」と言い切る。
その後番組が用意した「街行く人の悩みに答える」コーナーでは、20代男性の「気になっている女性に告白ができない」という相談に対して、女性の生理周期に合わせてアプローチすればいいと返答。中野によると「生理前1週間とか排卵日前後3日間くらいの時期」は「安心感や安らぎなどをもたらす脳内物質が少なくなる」ため、女性は不安になるので「性欲が高まる」とのこと。その時期を狙えば女性は落ちやすいという。
また、20代女性の「彼のキャバクラ通いが止まらない」という相談に対しては、「キャバクラは社会的報酬を買いに行く行為」と説明。「ちやほやされると嬉しいとか自分の言っていることを受け入れてもらえると嬉しいという快感は、セックスそのものよりも気持ちいい」と続け、「止めるのは難しい」と語った。
これまでにも中野は著書やインタビューなどで、人間の快楽については『生物的なもの』と『報酬的なもの』の二種類があるといっている。前者はおいしいものを食べたりセックスをしたときに得られる直接的な快楽のことで、後者は受験勉強や仕事など、ある目的を達成するため努力しているときに得られる快感とのこと。彼女はその2つを比較した場合、圧倒的に報酬的な快楽のほうが強いと主張する。
さらに中野はFacebookの「いいね!」などを社会的報酬のひとつだと指摘。現代では若者のセックス離れが問題視されることもあるが、それこそインターネットを通じて快楽を得られる機会が多いため、生物的な刺激を必要としなくなっているのではないかと分析する。
中野によると男女が精神的にも肉体的にも親密な関係になるには、セックスがとても重要だという。愛情を形成するために大きな役割を果たすといわれるオキシトシンは、女性の場合、子宮頸部ヘの刺激によって分泌しやすくなり、たとえ恋人同士ではなくとも、好意を抱くきっかけになると話す。脳と恋愛のプロフェッショナルである中野は、「カラダの関係から始まる恋愛もアリ」とセックスの重要性を訴える。
「最近では専門分野で活躍する学者などがバラエティに出演するシーンをよく見かけますね。具体的なデータや研究に基づいたコメントには説得力があり、視聴者も納得しやすいため需要があるのでしょう。専門知識だけでなく、学者だからこそ許される刺激的な発言や態度は番組を盛り上げるものとして重宝されています。
やはりアカデミックな世界で生きてきた人というのは、一般の感覚とは少しズレているところもありますからね。バラエティでは、それが個性的なキャラクターの持ち主として評価されているわけです。中野さんの場合は小気味がいい発言が多く、それにプラスしてビジュアルもいいので、番組サイドもほっとかない」(業界関係者)
男女の性や恋愛について役立つトークを次々と展開していく中野。彼女のコメントを参考に脳科学を知り、その性質をうまく利用して恋愛巧者を目指そうとする視聴者も多いことだろう。セックスの重要性を語る美人脳科学者はますます活躍の幅を広げそうだ。
ライブドア参照
まじ?
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