笑福亭鶴瓶がさまざまなゲストとなんということのない巷の映像を見ながらトークを繰り広げる。ゲストは渡辺えりだった。鶴瓶に言わせると、渡辺は「年中更年期」の女性で、20年来の付き合いだという。そんな鶴瓶が相手だからなのか、深夜番組のノリのか、渡辺は調子よくアブナイ話をし始める。衝撃だったのが28歳の時に起きたという「トラック野郎誘拐事件」だ。
正月に一人で帰宅中、トラックの運転手に声をかけられた。「お嬢さん送っていくよ」と誘われ、疑いもせずトラックに乗り込むと、怪しげな建物に連れ込まれてしまった。そこには数人の仲間がいて、「回されそうになったの。でも、その男たちにね、『正月そうそう強姦されたら一生正月がきたらそのこと思い出すじゃない』って説教したの。そしたら男たちが土下座して謝って、助かったの」
鶴瓶「助かったのはトラック野郎の方だよ」
ホテルの有料エロビデオに「劇団の先輩が出てた」
驚きの告白はまだ続く。11年間ホステスをやりながら舞台に立っていたという渡辺は、店の客に騙されてホテルへ連れていかれたことがあった。そこで100円玉を入れて見るテレビにエロビデオが流れていたのだが、「女の人を犯す役の人が劇団の先輩だったの」
エロビデオに見入る渡辺を客は不気味がり、その隙をついて逃げて難を逃れたという。
どんな話をしていても渡辺えりは渡辺えりのままで明るく、話も面白い。女優としておばさんの役ばかり演じてきたが、憧れの役は「伊豆の踊子」だった。「でも、だめだよお。すっぽんぽんになって手を振るんだよ。こんな太った踊り子じゃ誰も見てくれないよね」
幅広い役をこなし、きわどい会話もさらっとこなしてしまう渡辺の人間的な魅力が良く出ていた夜だった。
真実とは・・・・
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