日本の成人向けアニメをハリウッドで実写化した、映画『カイト/KITE』が4月11日より日本公開されることが決定した。アメリカでカルト的人気を誇る原作の要素を生かした近未来SFアクションとなり、ハリウッドを代表する怪優サミュエル・L・ジャクソンがキャストに名を連ねる。
原作は、アニメーション監督の梅津泰臣が、原案・脚本・キャラクターデザインなどを手掛けた1998年のオリジナルアニメ。成人向けの作品ながら、性描写だけでなく、独創的なアクションが展開するスタイリッシュな映像が、国内はもちろんハリウッドのクリエイターも魅了。梅津の大ファンであった、『スネーク・フライト』のデヴィッド・R・エリス監督がメガホンを取り、実写映画化が進行していた。
その後、ロケ地の南アフリカにおいてエリス監督が急逝したため一度は完成が危ぶまれたが、数々のミュージックビデオ作品を手掛けてきたラルフ・ジマンが監督を引き継ぐことで映画が完成。少女たちが売買される近未来を舞台に、人身売買組織に両親を殺され暗殺者と化した少女サワと、彼女を育てた刑事アカイによる壮絶な戦いが描かれる。
主人公のサワを演じるのは、往年の名女優オリビア・ハッセーの娘で、米映画サイト・TC Candlerが発表した「世界で最も美しい顔100人」(2014年)の12位にランクインした注目株インディア・アイズリー。映画はR15+指定となるが、公開されたビジュアルでは赤毛のインディアが下着姿で銃を携えるさまが写し出されており、彼女の妖艶な魅力がさく裂したスタイリッシュアクションに期待が高まる。
シネマ・ライブドア参照
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