50歳でこの色気。美魔女歌手が「セクシー衣装とダンス禁止」になったワケ
2002年の日韓ワールドカップで公式テーマソング「Boom」を歌ったアメリカ人歌手のアナスタシア。力強い歌声と歌唱力に定評がある一方で、50歳とは思えぬ美貌の持ち主としても知られている。そんな美魔女歌手アナスタシアの最大の特徴は、露出度の高い衣装と激しいダンス。

 しかし今回、アナスタシアのお色気全開のパフォーマンスに「待った」がかかったという。

 15日(土)、バチカン市国にて開催されたクリスマスの特別コンサートでパフォーマンスを披露したアナスタシア。しかし、ローマ法王の前で披露するステージとあって、様々な制約が課されていたそうだ。

 たとえば、罵りの言葉や刺激的なダンスの禁止、ドレスコードは「スマートで適度な長さを保ったもの」を身に着けるよう要請されていたという。

 関係者がザ・サン紙日曜版にこう話した。

「アナスタシアは自分で采配を取りながら、パフォーマンス前に色々要求するのが常です」

「しかし法王の前でパフォーマンスする際の様々な厳守事項が率直に綴られた公式文書を彼女は数週間前に受け取りました」

「アナスタシアはステージを動き回るのが好きなのは周知の事実ですし、ステージ衣装も引き締まったお腹を露にするなど際どいものが多いです」
「法王側はそういったものは一切無しとしてきました」

「宗教上の理由で相応しくないということもありますが、法王も82歳になりますし、アナスタシアが目の前でお尻を振りかざすとなるとショックにも程があるということです」

◆乳がんの闘病も経験。若いころよりセクシーな50歳
 幼いころから歌が大好きだったというアナスタシア。デビューしたのは2000年とやや遅めだったが、デビューアルバムが爆発的なヒットをおさめ一躍スターに。しかし2003年には乳がんを告白、すべての活動を休止した。

 それでも、手術直前にはミュージックビデオの撮影に励むなど、病魔の影響が体を蝕んでいても大好きな音楽と真剣に向き合ってきた。2013年には乳がんが再発、治療に専念するため、ツアー中止を余儀なくされたが、そんなときでも新アルバムの制作に意欲を見せた。

 そんな2度の乳がんの経験を乗り越えたサバイバーでもあるアナスタシア。昨年、50歳を迎えるにあたり、20代30代の頃よりもセクシーになってきたと話していた。

「来年50歳になるけど、待ち遠しいの。20代30代の時よりも、賢く強くそしてセクシーになり自分の肌にだって自信が持てる。以前は青い目、長い脚、高身長が揃っていないと不満だったから。30歳だった時レコード会社とそのプロデューサーから23歳で通してくれって言われたの」

「嘘をつくのは大嫌いだったし、6年後にやっと白状してね。あの時代の年齢を隠すことで、私は自分の本当の年齢にとても誇りを持つことになった。若かった頃はあらゆる不安に囚われていた。自分には魅力がないと思ったりね。年齢を重ねることで、自分をポジティブに捉えることができるようになった。50歳を歓迎するわ」
 竹を割ったようなキャラクターで知られるアナスタシア。「40代の美人セレブは絶対ボトックスを打っている。みんな認めないけど」ときわどい発言をしたことも。さらに「私はボトックスを使ってるわよ」とあっさり暴露した。

 その若々しさは人工的に作られたのね…という声も聞こえてきそうだが、そんな正直でさっぱりとした性格もアナスタシアの魅力の1つだろう。50歳を過ぎた美魔女歌手のさらなる活躍を期待したい。

<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>