アイドル好きで知られる田中(右)は、指原(左)とHKTの絆に感動=東京・文京区(撮影・加藤圭祐)
 AKB48グループが16日、東京・文京区の東京ドームシティホールで年末恒例公演「第8回AKB48紅白対抗歌合戦」を開催した。
 前日15日に同所で行われたHKT48の公演でグループからの卒業を電撃発表した指原莉乃(26)も出演。「意外とすっきりしている」と一夜明けた心境を明かしたが、2012年のソロデビュー曲「それでも好きだよ」をともにデュエットしたHKTの田島芽瑠(18)が号泣すると、感極まって涙目に。同曲の終盤で、グループの他のメンバーも壇上に登場すると、抑えきれず涙があふれた。
 この日の審査員を務めた米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手は「HKTのメンバーがいろいろな思いで歌っているのが伝わった」と感動。
 来年4月28日に横浜スタジアムで卒業コンサートを開く指原は「平成の終わりとともにアイドルを辞めます」と改めて2000人のファンに報告。司会の堺正章(72)から卒業後の活動について聞かれると、「何かの番組のアシスタントにしてもらえませんか」と売り込み、“指原節”で笑わせた。
 また、SKE48の松井珠理奈(21)は、9月に体調不良による休養から復帰後、AKBグループのコンサートに初出演となった。