バルセロナ五輪銀メダリスト・池谷幸雄の“セクハラ疑惑”を、9日発売の「週刊新潮」(新潮社)が報じている。選手引退後は芸能界に転向し、現在は自身が代表を務める体操クラブで後進育成に励んでいるはずの池谷だが、その裏には衝撃の下半身スキャンダルが存在していたようだ。
同誌によると池谷は昨年7月、青森県で行われた東日本ジュニア体操競技選手権大会に参加。ジュニア体操クラブ連盟専務理事の肩書を持つ池谷は、大会に出場する「池谷幸雄体操倶楽部」の選手引率者として会場入りしたはずだったが、そこでスタッフの女性に目をつけたのだという。
「被害に遭ったのは青りんごのPR活動を行う『ミスりんご』のOG女性。放送・進行担当の補助として同大会に参加していた彼女に、池谷はLINEや携帯番号を強引に聞き出した。さらには、宿泊先のホテルにしつこく呼び出し、子どもたちが競技に励んでいる最中に、彼女の尻に触るといった行為を繰り返したしたそうです」(芸能ライター)
この池谷による“暴挙”に、青森県の体操協会幹部は大激怒。ジュニア体操クラブ連盟に対して、大会の中止や警察への通報を通達するも、池谷への厳正処分を条件に中止だけは免れたのだという。ところがその後、連盟副会長の池田敬子氏は池谷のセクハラを「問題ある行動とは考えない」と開き直るようになり、ジュニア選手の生殺与奪を握る連盟に逆らうことは難しいためか、県体操協会も口を閉ざすようになってしまったとか。
また池谷の処分に関しても、「理事の仕事を1年間自粛する」というものだけで、専務理事を解任されることもなかったという。2011年に教え子へのセクハラが発覚し、準強姦容疑で懲役判決を受けた内柴正人は、全日本柔道連盟から永久追放されたが、なぜ池谷の場合、ほぼ「お咎めなし」となってしまったのだろうか?
「やはり体操という競技を世に知らしめた“立役者”だからという認識が、体操界にはびこっていることが一番の原因でしょう。池谷の下半身トラブルに巻き込まれた女性は、近い関係者だけにとどまらず一般人から著名人と枚挙にいとまがない。それでも、ある協会関係者は『彼はヒーローだから、性欲魔神であっても仕方ない』と、セクハラ問題を見て見ぬふりし続けていることを認めていたほど」(スポーツ紙記者)
確かに池谷の女性遍歴は乱れている。1995年に元タレント女性とデキ婚したものの、その間にモデルやテレビ朝日の女子アナウンサーと不倫が発覚し、離婚。また12年12月には、一夜限りの関係を持って妊娠した小説家・西麻布よしこ氏が、池谷に対して子どもの認知を迫るという騒動も発生している。
「しかし近年では、内村航平や白井健三など、ようやく池谷以降の選手が台頭しだした。実は池谷は、素行不良で『日本体操協会 理事』の任務を一瞬で解かれてしまったという過去があるそうなのですが、自身のHPにはまだその肩書を掲載し続けるなど、下半身以外にも問題視される部分が多いんです。その本性が暴かれるのももはや時間の問題でしょう」(同)
長らく体操界に君臨した“性欲魔神”に、天誅が下る日も近そうだ。
消えるな!
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