M-1後の騒動、和牛・水田信二に飛び火か
霜降り明星の優勝で幕を閉じた『M-1グランプリ2018』。初の平成生まれ王者の誕生は話題となったが、一方で審査員に対する芸人の“侮辱発言”がネット上で公開され物議を醸した。今大会3年連続の準優勝となった和牛の水田信二もその現場に居合わせており、ファンからは心配の声があがっている。

“侮辱発言”が問題になったのは、2日の『M-1』直後にスーパーマラドーナの武智が配信したインスタライブが発端だ。武智のほか昨年優勝したとろサーモン・久保田かずのぶが泥酔状態で登場すると、同大会で審査員を務めた上沼恵美子の審査に激しくバッシング。「オバハン」「更年期障害」など差別的な発言に批判が相次いだ。

その後2人はSNS上で謝罪したが、反省の色がみられない投稿にアカウントは更に炎上。怒りの声は収まらないが、この動画に映っていたのが今回準優勝した和牛の水田信二だ。この場には他の芸人も同席していたようだが、撮影アングルの関係で久保田と共に水田が目立つ映り方になっている。よしもとの先輩2人の暴言に終始何も言わず、一言「温かく見てや、来年も」と発しただけだが、思わぬ飛び火となってしまった。

翌3日に更新したInstagramでは、雑誌『別冊+act』で表紙を飾ることをファンに報告した水田信二。「#2位になった2日後に発売」「#絶対いじられるやん」と自虐を交えながらも次の仕事に邁進する姿にフォロワーから多くのエールが届いたが、一方で「動画ショックでした」「あの場にいたん?」と問題の動画に触れるコメントも少なくない。「ファンを悲しませるような場面にはいて欲しくないな」「付き合う人は選んだ方がいいですよ」と騒動に巻き込まれることを心配する声が相次いだ。

この騒動との関連は分からないが、上沼は同日放送の『上沼恵美子のこころ晴天』(ABCラジオ)で審査員からの引退を宣言した。決勝で2年連続投票した和牛に関しては「完成度が高い」「若手ではできない技」「名人芸」と絶賛し、「M-1の域ではない」「審査員席に、私の座っていた席に座るべき」と語るほど高く評価していた。一方で自身は「むしろ出たいですね」と出演に意欲を燃やしており、相方は「花田紀子さん(藤田紀子さん)」を指名するなどインパクト十分の構想を明かし、侮辱など意に介さない様子だった。

画像2枚目は『和牛 水田信二 2018年12月3日付Instagram「#明日4日に発売の雑誌」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)