2015年5月6日水曜日

着エロ系グラドル・赤根京! あくなきフェチの探究者が目指すエロスの新世界


 “フェチ”とはフェティシズムの略で、宗教学的にいえば呪物崇拝のこと。心理学上では性的倒錯の一種とされ、物品や人体の一部などに異様なほどに興味を抱き、セクシャルな魅惑を感じることをさす。ある辞書によると変態性欲とも同義語らしいが、現代社会においてはもはや日常的で、それほど仰々しいものでもないだろう。どちらかといえばカジュアルな印象もあり、飲み会などでは「なんだかんだ言って男子はオッパイが好きなんでしょう~?」「いやいや。俺は脚フェチだよ~」なんて会話はよく耳にする。

 とはいえ個々人の趣味や性癖を色濃く反映するフェチには無数の種類があり、それゆえ奥深いもの。特にエロスの世界におけるフェチとは一般の社会のそれとはやはり違う。さまざまな人々が、それぞれの“何か”に特別な感情を抱いて、妄想し、一心不乱に至高の快感を得ようとするエネルギーは並大抵のものではない。今回インタビューした着エロ系グラドルの赤根京(あかね・みやこ)も、エロスの世界であらゆるフェチに魅了されたひとりだった――。


――赤根さんのブログを拝見して、さまざまなフェチを持っている方なのかなと思ったのですが…。

「物心ついたころからエロの世界には興味がありましたからね。いまでもいろんなフェチに心を躍らせています(笑)。最近では緊縛とかに関心があるかな。いちから勉強して、イベントとかでチャレンジしてみたいですね」

――子どものころからですか…。けっこう妄想したりしていたの?

「小さいころはちょっと変わっていたタイプだったかも。友だちと遊ぶっていうよりはむしろひとりでいることが多かったですね。カタツムリをジッと見続けたりとか…。協調性とかもなかったと思います。変なイタズラとかで騒ぎを起こすようなタイプではなかったんですけど、大人たちにとっては、どう接していいかわからない子だったんじゃないかな。いまでもあんまり変わってないけど(笑)」

――エロに興味を持ったきっかけっていうのは?

「自然とっていう感じかな。特別に思い当るところはないんですけど、ふとした瞬間にエッチな世界が目に入ると、すごくドキドキしたのを覚えています。単に当時は見知らぬ世界に憧れていただけかもしれませんけど、世の中にはいろんなフェチがあるんだってことがわかってくると徐々にのめり込んで行っちゃいましたね」



――特に好きなジャンルとかはあるの?

「子どものころはPS2の『ランブルローズ』っていうゲームが好きでしたね。簡単に説明すると女子プロレスラーの格闘ゲームなんですけど、そのグラフィックがとにかくキレイで、夢中になって遊んでいました。出てくるポリゴンモデルがみんなムチムチのナイスバディで、それを見てはひとりで興奮してましたよ(笑)」

――いまは?

「そうですね…。特定のジャンルって言われると難しいかも。グロいものも好きですし、少女漫画とかもよく読みます。どんなものにも惹かれる傾向があって、自分のアンテナが少しでも反応したら、すぐにその世界に飛びついちゃう感じ。その辺も昔から変わってないかな(笑)。やりたいこととかもコロコロ変わっちゃうんですよ」

――いまは着エロアイドルをしているわけだけど、それも何かタイミングが違ったら別の道を選んでいたかもね。

「そもそも表に出るとは思ってなかったんですよ。でもエロの世界には興味があったから、裏方として働こうと考えていたんです。それで制作会社の事務職に応募したら、なんだか出てみないかっていう話になって…。そんな感じでデビューしたんで、いまでもちょっと妙な感じがありますね」

――これだけ可愛くてスタイル抜群の子が来たら、そりゃスカウトしちゃうね。

「デビュー当初には、アイドル的な活動から女優業までいろんなことをさせていただきました。でも自分が好きなフェチ系のイベントとかには、なかなか自由に参加することができなくて…。それで昨年からフリーランスとしてやっていくことに決めたんです」

――方向性の違いってやつだったんだね。

「着エロアイドルを名乗っているので、事務所を辞めたときには、いろんな人から『AVに行けって言われたの?』とか『AVに行くのがイヤだったんでしょ』って言われましたけど、ぜんぜんそんなことじゃないんです。確かに着エロからアダルトビデオの世界に移行する人も多いですけど、それってすごく失礼なことだと思うんですよね。それぞれまったく別のものですし、そもそも比べるようなものじゃないハズ。お互いにいいところはあるし、エロの方向性も違う。それなのに着エロからAVの世界に行くことを『堕ちた』みたいな表現をするのは間違っていると思います」



――着エロアイドルとしてプライドとかもあるのかな?

「そんな大げさなものじゃないですけど、着エロにしかできないことっていうのはあると信じています。でもなかなか一般の人にはそれが伝わっていないみたいで、やっぱり着エロってなるとグラビアよりエロいけどAVほどじゃないっていう認識なんですよね。ジャンルとしてAVほど確立されていないからだと思うんですけど、何とかそれを変えたいなっていう気持ちは強いかな」

――着エロの地位向上か。出演しているアイドルたちが、みんなそういう考え方を持つと着エロの世界も少し変わってきそうだね。

「まだまだジャンルとしては弱いかもしれませんが、エロのすごいところは次々と新しい世界を生むことですからね。しかも、エロの場合はちょっとした妄想が必要なだけで、ほとんどエネルギーがかからないんですよ。すごくエコな世界。着エロっていうのは、その妄想をすごく刺激する世界だから、実際に身を置いている立場から見ても興味深いですよ」

――エロに妄想は欠かせない要素だからね。

「一般的な生活ではしちゃいけないようなこともエロの世界なら許されますから。それをいかに妄想できるかが重要なんだと思います。たとえ実際に経験したことのないフェチでも、童貞的な妄想力を爆発させることで、とんでもないエロの世界に行くことができますからね」

――想像力をめぐらせることは何よりも自由か…。

「エロってものすごく平和なんですよ。その世界ではどんなことでも受け入れてくれますから、母のような存在ともいえそう。誰にも理解されないようなフェチでもエロの世界であれば必ず同じような感覚を持った人がいますし、そんな人と出会えたときの喜びって、ずっと無人島で暮らしていた人が何十年ぶりに人間を見たような感覚なんじゃないかな」

――エロの世界は偉大だね。

「就職して結婚してっていうような世の中の当たり前には少し違和感がありますけど、エロの世界には“当たり前”なんてことがないですからね。それぞれが好きなことに熱中してお互いに認め合っているから、自然といろんな価値観があって当然という考え方になるのだと思います。ちょっとした理想郷のような感じかな。そんな世界の片隅にいられることが幸せですし、これからもいろんなフェチを探求していきたいですね」



 愛くるしい顔立ちとFカップの大きな胸が印象的な赤根は、そのつぶらな瞳でエロスの奥深い世界をジッと見つめる。その眼差しはとても透き通ったもので、まるで少女が夢あふれるファンタジーに魅了されているようでもあった。彼女にとってのフェチとは幻想的な世界に広がるものなのかもしれない。あまりにも純粋にエロを追いかける彼女なら、着エロに新たな価値観を与えてくれることだろう。

メンズサイゾー参照

売るために必死だなぁ







0 件のコメント:

コメントを投稿