木村拓哉

ジャニーズに忠節を尽くしたのに……?

 関係者だけでなく、SMAPファンも安堵の声を漏らしたか――。興行通信社は8月27日、最新の映画興行ランキング(25日・土曜~26日・日曜)を発表した。そして1位が、あの「検察側の罪人」だったのだ。
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 雫井脩介(49)のミステリー小説(文春文庫)が原作。これを「クライマーズ・ハイ」(08年・東映=ギャガ・コミュニケーションズ)、「関ケ原」(17年・東宝=アスミック・エース)などで知られる原田眞人監督(69)が脚本も担当して映画化を果たした。
 殺人事件の捜査を巡り、2人の検事が激突。政治家の汚職事件も絡み、裏社会の人間も暗躍する。基本的には男臭い映画だ。そして主演が木村拓哉(45)と二宮和也(35)のWキャスト。これこそが広範な前評判を呼び、高い関心を集めてきた理由だろう。