三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの岩田剛典
三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEのパフォーマーや俳優として活躍中の岩田剛典が、9月29日放送の『人生最高レストラン』(TBS系、毎週土曜23:30~)に出演。知られざる意外な過去や、地獄だったという加入オーディションなどについて語った。

徳井義実(チュートリアル)と笹川友里TBSアナウンサーがMCを務める同番組は、料理の代わりにゲストの「人生で一番おいしかったものの話」をいただくグルメトークバラエティ。

愛知県名古屋市出身の岩田は、中学受験を経て上京し、慶應に入学。大学ではダンス部に所属し、大学3年時には総勢180人の部員をまとめる部長に就任するなど、まさにダンス漬けの日々だったという。そんな岩田が大学生時代、毎日のように通いつめたのが、キャンパスのある日吉の「龍華」という中華料理店。ここでは「牛肉としめじのオイスターソース炒め」をよく食べていたそうで、岩田は「けっこう練習がハードで、疲れた練習終わりの体に、たまらないんですよね」と振り返った。

岩田は、大学4年生の時に三代目J Soul Brothersに加入。パフォーマーとしてデビューしたが、その道へ進むことには、なかなか踏ん切りがつかなかったという。加入前には普通に就職活動もしていたそうで、「エントリーシートも100社以上出して、いろんなジャンル……それこそ、テレビ局のアナウンサー職とかにも出して」と告白。TBSにも応募したそうで、その意外な事実に出演者一同が驚いていた。

リクルートスーツを着て就活に勤しんでいた岩田に転機が訪れたのは、大学4年の夏休み。現在は三代目J Soul Brothersで共に活躍中の小林直己から、オーディションを受けるように促され、記念受験のつもりで受けたことが、すべての始まりだったという。

オーディションは熾烈を極め、山中湖での2週間にわたる合宿審査はまさに"地獄"のようだったそう。鬼教官のもと、岩田を含めた候補者3人は、朝の4時に起床して、近所のお寺までダッシュ。その後、30分間境内をくまなく掃除してから1時間の座禅を組まされ、食事は一汁一菜の精進料理だったことを明かした。

さらに坂道ダッシュ、ダンスのレッスン、山中湖一周マラソンなどを繰り返し、疲労もピークに。岩田は「その2週間でめちゃめちゃ白髪増えたんですよ、僕」と自身の身に起きた驚きの変化を訴え、さらに「筋肉痛を通り越してましたね。本当に、大巨人に叩きつけられたくらいのダメージを毎日。ビターンッってなる感じ、もうバラバラでしたね」と表現して、出演者を笑わせた。

そんな地獄の合宿中に食べて忘れられなかったというのが、忍野村の「ベルボトムスタジオ」の夕食に出てきたハンバーグ。「なによりのご褒美でしたね」と岩田が言う通り、そのビジュアルは迫力満点。野球ボールくらいの大きさで、じっくりと焼き上げられた手作りのハンバーグは、合宿の辛さを緩和してくれたという。

番組ではこの他に、岩田の大好物だという小倉「天寿し」のお寿司や、本郷にある「焼肉ジャンボはなれ」の裏メニューの中の裏メニュー「牛ごはん」などが登場。美味しそうな料理の数々に、出演者たちはいつにも増して興奮。徳井は黒毛和牛ヒレ肉を使った「牛ごはん」の調理過程に、「ああああ~ダメだよ、ダメだよ、こんなことしたら~。美味そうすぎるよ~!」と絶叫していた。