「アンジュルム」に加入した新メンバー(左から)太田遥香、伊勢鈴蘭とリーダー・和田彩花
 ハロー!プロジェクトのアイドルグループ「アンジュルム」(リーダー・和田彩花=24)が23日、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜国立大ホールで秋ツアー「アンジュルム 2018秋『電光石火』」千秋楽公演を行った。
 アンジュルムは新曲「タデ食う虫もLike it!」が女優・蒼井優(33)がナビゲーターを務めるドラマ「このマンガがすごい!」(テレビ東京系)のオープニングテーマに起用され、メンバーの個々の活動も増加中だ。ライブは人気曲「乙女の逆襲」でスタート。この日がメンバー・竹内朱莉の21歳の誕生日ということで、サプライズでメンバーと会場に集まった4000人のファンからバースデーソングのプレゼントもあり、竹内も「やったー!」と喜んだ。「21歳になりました! 頑張ります!」と意気込んだ。
 さらに予告されていた新メンバーの発表も行われた。
 北海道出身の中学3年生、太田遥香(おおた・はるか=15)と同じく北海道出身の中学3年生、伊勢鈴蘭(いせ・れいら=14)の2人。来年1月2日のハロプロ新春公演から、グループに加わり、パフォーマンスする。
 太田はハロプロ研修生北海道で2年ほどのキャリアがあるが、ステージに上がった時は「頭が真っ白になって緊張しました!」。一方、研修生としてのキャリアはなく、事務所オーディションからグループ加入となった伊勢は「あまり緊張せずに楽しめました!」と大物ぶりを見せつけた。
 来年は12人体制でのスタートとなるが、リーダー・和田が来春コンサートツアー終了をもって卒業予定。12人でのパフォーマンスを披露できる期間はわずか。グループにとっても貴重な時間となりそうだ。