提供:週刊実話
 女優の松本まりか(33)が今、ジワジワと注目を集めている。深夜ドラマで見せる“悪女ぶり”が、すこぶる評判なのだ。
 「ドラマの悪女役というと、菜々緒(29)がここ最近の定番になっていましたが、若干、見飽きた感じが否めません。しかも、菜々緒はマネージャーが8年で14人も辞めたことを『週刊文春』に報じられるなど、悪女というより“本物の性悪”の方で評判を落としています」(芸能プロ関係者)

 そんな菜々緒の人気下降をよそに脚光を浴びているのが、3月16日に最終回を迎えるドラマ『ホリデイラブ』(テレビ朝日系)で名演技を見せる松本だ。家庭を持つ身でありながら、職場で知り合った妻子持ちの高森純平(塚本高史)と不倫。純平の妻・杏寿(仲里依紗)との関係を意図的に壊し、快感に浸る人妻・井筒里奈役を演じている。
 「まさに時代を反映したようなドラマ。“W不倫”というのは、もはや珍しいケースではなくなっているし、着眼点は極めておもしろい」(テレビ雑誌編集者)

 内容が過激なためか、金曜の23時15分スタートというのに、第6話までの平均視聴率5.1%を記録。とくに第6話は、同週の月9『海月姫』(フジテレビ系)第5話の5.0%を抜く、5.7%を記録したのだから驚き。
 「松本は助演という形になるのですが、完全に主演の仲や塚本を食っている。不倫が夫(中村倫也)にバレ、涙ながらに謝りながら、横を向いた時にニヤッと笑っているシーンは背筋が凍る。確実に視聴率アップに貢献していますよ」(同)

 また、お色気度も抜群。ドラマ中では、2児の母を感じさせぬ甘えたかわいい声で塚本に迫るシーンは垂涎もの。さらに策略をめぐらし、別れさせようという悪魔的な側面も見せる。
 「あざとくてかわいい“あざとかわいい”というべきか。人の彼氏を見るとほしくなるタイプを好演。舌足らずの猫なで声で話すのも特徴だし、出世作になるかも」(テレビライター)

 女優歴は意外に長く、NHK連続テレビ小説『純情きらり』('06年)、『ゲゲゲの女房』('10年)などにも出演。そのルックスといえば、同じ悪女でも菜々緒とは違うアイドル顔だ。
 「今後、松本が“新悪女”で出てくる可能性が高い。事実、各テレビ局がこぞって、ドラマキャスティングに彼女を抜擢しようとしていますからね」(同)

 “あざとセクシー”にも期待します!