エイベックス会長・松浦勝人氏の大麻使用を元社員が告発「毎週末のように一緒に吸っていた」《証拠音声・LINE公開》
〈はっぱじゃ我慢できなくなる〉(男性)
〈覚せい剤みたいなやつ……〉(松浦氏)
〈それはやだ、社長がやる……。社長の後につぐ〉(A子さん)
〈覚せい剤みたいなやつ……〉(松浦氏)
〈それはやだ、社長がやる……。社長の後につぐ〉(A子さん)
〈まだいっぱい書いてないことあるの。社長の〉(A子さん)
〈それはもうお前、はっぱが全部なくなってからにしよう。もうすぐなくなっちゃうから〉(松浦氏)
〈それはもうお前、はっぱが全部なくなってからにしよう。もうすぐなくなっちゃうから〉(松浦氏)
親密そうな3人の男女の会話。2人の男性のうち、1人の声の主はエイベックス代表取締役会長、松浦勝人氏(55)だ。
松浦勝人氏 ©AFLO
昨年8月に刊行された、“事実を基にした“小松成美氏の小説「M 愛すべき人がいて」(幻冬舎)は、歌手・浜崎あゆみと、彼女を世に送り出したレコード会社の敏腕プロデューサーが出会い、恋に落ち、別れるまでを実名で描いている。この敏腕プロデューサーこそ、松浦氏である。同小説はドラマ化され、4月18日からテレビ朝日系で放送される。ドラマではレコード会社「A VICTORY」のカリスマプロデューサー、マックス・マサとして登場。松浦氏の役は、バーニングプロダクション所属の俳優・三浦翔平(31)が演じている。
上述の会話の中の〈はっぱ〉が指すのは違法薬物である大麻だという。そう告発するのは、会話にも登場する女性A子さん(31)だ。「文春オンライン」編集部は、40時間に及ぶ松浦氏とA子さんの肉声がおさめられた音声データや、松浦氏とA子さんによるLINEのやりとり、膨大な数の画像データなどを入手した。そこには松浦氏にこれまでつきまとっていた”薬物使用”をほのめかす記録が残されていた。
※音声動画は【第3部】最後のページで公開
小室、華原、押尾、沢尻……松浦氏の周囲で続発する“事件”
エイベックスは1999年に東京証券取引所の市場一部に上場し、現在株主は個人・法人併せて2万7000人以上に上る。また、浜崎あゆみ(41)や倖田來未(37)、小室哲哉(61)などの有名アーティストが所属している。若者に大きな影響力を持つタレントが数多く所属しているが、これまで複数回にわたり所属タレントが逮捕される事件が起きている。
「2008年11月、小室哲哉(61)が知人男性から5億円の金を騙し取ったとして大阪地検特捜部に詐欺容疑で逮捕された。この時、当時社長だった松浦氏がポケットマネーから解決金を含めて6億5000万円を支払いました。小室哲哉と交際していた歌手・華原朋美(45)は、2009年1月に急性薬物中毒で倒れ、病院に緊急搬送されています。
2009年8月には、当時エイベックスに所属していた押尾学(41)が、保護責任者遺棄致死罪と麻薬取締法違反で逮捕。押尾は愛人のホステスと共に合成麻薬MDMAを服用した直後、ホステスの容態が急変したが救急車も呼ばず、証拠隠滅を図りました(判決は、保護責任者遺棄罪で有罪)。その時、エイベックスの社員がほう助したとして、証拠隠滅容疑で逮捕されています。
また2019年4月には元AAAのリーダー・浦田直也(37)が泥酔して、面識のない女性へ殴る蹴るなど暴行を加えた容疑で逮捕されています。逮捕後に開いた記者会見で、浦田は笑みを浮かべることもあり、『反省していない』などと大きな批判を受けました。浦田は無期限の活動休止処分となっています」(社会部記者)
そして社会に大きな衝撃を与えたのが、2019年11月16日に合成麻薬所持で逮捕された沢尻エリカ(34)だ。沢尻もエイベックス所属のタレントだ。
薬物逮捕された沢尻エリカへの“寛大な処分”
「エイベックスは逮捕された沢尻に解雇などの処分を下さず、『(処分は)今後の裁判の結果を踏まえて決定させていただき、改めて皆様にご報告させていただきます』と表明。今年2月6日、沢尻には懲役1年6カ月・執行猶予3年の有罪判決が下されましたが、その後、エイベックスから『報告』は出ていません。
一つの芸能事務所から逮捕者がこれほど多数出るのは、マネジメントに問題がある可能性もあると当局は見ています。エイベックスはコンプライアンスへの認識が甘すぎるのではないかと、業界の内外から指摘する声が挙がっています」(同前)
「ドラッグならいつでも用意できる」との報道も
違法薬物の常習者に対しては、社会復帰のための支援が必要だ。しかし、大前提として支援者側に求められるのは、「違法薬物を断固として許さない」という認識だろう。
エイベックスのトップに立つ松浦氏本人は、これまで違法薬物使用疑惑についてたびたび報じられてきた。「週刊文春」(2012年6月21日号)では、2009年に大麻使用を理由に前事務所を解雇された沢尻エリカが「(松浦氏から)『ドラッグならいつでも用意できる』と言われた」「一緒に “ハーブ”を吸った」と周囲に話しているという関係者の証言を掲載。さらに同誌2013年8月29日号では、松浦氏が大麻とコカインを常習しており、ヤクザからMDMAを調達しているという証言を紹介している。
そして今回、「文春オンライン」特集班はついに松浦氏が違法薬物の使用を自らほのめかしている音声データやLINEデータを入手した。A子さんは取材班に、松浦氏と一緒に違法薬物を常習していた時期があると告白したのだ。
【画像】エイベックス所有のクラブ「X」での松浦氏とA子さん
A子さんは元エイベックス社員だ。有名私大を卒業した後、2012年にエイベックスに入社。しかし3年ほど勤めた末に、人間関係に悩み退社した。その後はフリーライターとして雑誌やウェブサイトに寄稿している。
A子さんが話す。
「エイベックスに在職していた時、パワハラに遭って心身のバランスを崩しました。ただ、エイベックスは学生時代から憧れていた会社だったので、理不尽だと思うことをされても愛着は消えなかった。それで、退職する直前にエイベックスに対する自分の思いや、100年後にエイベックスが存続するための課題などを綴ったメールを会社に提出したんです。当時はとても怒っていたので、会社への不平不満たっぷりの文章だったと思いますが……。ただ、それが松浦さんの目に留まったようで、それから個人的に相談に乗ってくれるようになりました。結局、私はエイベックスを辞めてしまいましたが、松浦さんとの関係はその後も続きました」
「週末になると、松浦さんと一緒に大麻を吸っていました」
エイベックスを退社した後、A子さんはフリーライターとして働き始めた。A子さんが社員ではなくなったことで誘いやすくなったのか、退社直後から松浦氏は頻繁にA子さんを食事に誘うようになったという。LINEのデータには、松浦氏が頻繁にA子さんを呼び出すメッセージが残されている。
松浦氏《いまどこ?メシは?》(2016年9月7日19時46分)
A子さん《おうちだよ。まだ食べてなぁい! どこにいるのん?》(2016年9月7日19時47分)
松浦氏《六本木 はやく来い!》(2016年9月7日19時48分)
A子さん《おけ笑》(2016年9月7日19時49分)
松浦氏《●●●●(編集部注:六本木にあるイタリアンレストランの店名と住所)》(2016年9月7日19時50分)
A子さん《おうちだよ。まだ食べてなぁい! どこにいるのん?》(2016年9月7日19時47分)
松浦氏《六本木 はやく来い!》(2016年9月7日19時48分)
A子さん《おけ笑》(2016年9月7日19時49分)
松浦氏《●●●●(編集部注:六本木にあるイタリアンレストランの店名と住所)》(2016年9月7日19時50分)
松浦氏《どこ?》(2016年10月1日6時54分)
A子さん《おうちよ》(2016年10月1日6時55分)
松浦氏《ひとりでさましいたんじょうびはやだからきて》(2016年10月1日6時55分)
A子さん《おうちよ》(2016年10月1日6時55分)
松浦氏《ひとりでさましいたんじょうびはやだからきて》(2016年10月1日6時55分)
「特に2016年9月から12月頃までは、松浦さんと取り巻きの人達と毎日のように一緒にいました。松浦さんの自宅でVR(バーチャルリアリティ)ゲームをしたり、夜中にラーメンを食べたり。松浦さんは一人10万円くらいする会食にもよく連れて行ってくれて、人を紹介してくれました。そして、週末になると決まって、松浦さんと一緒に大麻を吸っていました」
A子さんと松浦氏の距離はどんどん縮まっていった。周囲から肉体関係があるのではないかと訝しがられることもあったようだが、2人に男女の関係はなかったという。松浦氏からのこんなLINEのメッセージが残っている。
松浦氏《おれはお前とは寝ないよ。社員だったから》(2016年9月13日5時19分)
「私と松浦さんが男女の関係になったことは一度もありません。ふざけて『やろーぜ』と連絡がくることは頻繁にありましたが、美人の知り合いも多い松浦さんですから、冗談だろうと受け流していました」(A子さん)
松浦氏との親交を深めていたA子さんだったが、2016年11月頃、ある出版社から、A子さんのもとに松浦氏の自伝の執筆依頼が寄せられた。
40時間以上の音声データを録音した理由
「出版社の担当者は私を通せば松浦さんも自伝本の出版を承諾するんじゃないかと思ったようです。松浦さんとは毎日のように会っていたので、ライターとして自分にしか書けない松浦さんの姿が書けるんじゃないかと思い、執筆依頼を受けました。それで2016年12月から松浦さんの生活に密着して2カ月ほど取材をしたんです。気を抜いた時にしか出ない本音もあるだろうからと、できる限りボイスレコーダーを回し続けました。お酒を飲んでいる場でも、遊んでいる場でも、そして時には大麻を吸っている場でも。この音声データはその際に録音したものです」
A子さんはなぜ自らの大麻使用を明かしてまで、松浦氏の違法薬物使用を告発する決意をしたのか――。
話は昨年12月に遡る。A子さんはFacebookにエイベックスに対して批判的な投稿を繰り返していた。真偽は不明だったが、エイベックス在職時代に受けたパワハラや、松浦氏を巡るトラブルについて詳細に書かれていた。取材班が連絡を試みたところ、A子さんはこう語り出した。
「エイベックス在職中はひどい社内イジメに遭いました。そのうえ退社して、松浦さんの自伝本を書き上げたあとには、松浦さんと出版社の都合で本が出版されなくなったこともありました。数万字の原稿を書き上げましたが、原稿料はいまだに支払われていません。しかし松浦さんにお世話になったことは事実ですし、エイベックスの音楽が好きなことにもかわりはなかった。だからいままで口に出すことはありませんでした」
松浦氏からの手酷い「裏切り」
しかし、Facebookへの投稿の数日前に、松浦氏から手酷い「裏切り」を受けたのだという。
「とても困っていることがあって、松浦さんに助けを求めたんです。『本当に困ったら連絡しろよ』と言ってくれていたし、助けてくれるかもしれないと。しかし、優しい言葉すらかけてもらえませんでした。それで、社内いじめや自伝本が取りやめになった経緯をFacebookに投稿しました。するとエイベックスの元同僚らから、『公にしてくれてありがたい』『これで社内も少しはマシになるかもしれない』と連絡が届いたんです。こんなに辛い経験が人の役に立つこともあるのか、と少し救われた気がしました」
その後、A子さんはFacebookに複数の投稿を続けた。
「投稿はすべて真実です。でも、書いていないこと、書けないこともあります」
そこまで話すと、A子さんは「しまった」という様子で口を閉ざした。詳しく聞き出そうとすると途端に口ごもり、その後の取材は拒否された。
それから数日後、A子さんから着信があった。電話に出てみると、彼女は少し取り乱しているようだった。
松浦氏から届いた「脅迫のようなLINE」
「Facebookを見た松浦さんからLINEで脅迫のような連絡がありました。どうしたらいいでしょうか。急に怖くなってきてしまって……」
松浦氏から送られてきたのは、こんなメッセージだった。
《あなたをご招待したハワイでの映像があまりに面白くてたまりません》
“ハワイでの映像”というのは、大麻を吸って酩酊しているA子さんを松浦氏が撮影したものだという。
「私が取材のために会話を録音していたので、松浦さんは『俺にもお前の弱みを握らせろ』と動画を撮影し始めたことがあったんです。その“弱み”をどうするつもりなのか。松浦さんは権力も握っているし、社会に対する影響力もあります。そんな人に睨まれたら、私なんてどうなるかわかりません。でも、そもそも松浦さんに誘われたとはいえ、違法薬物に手を出した私が悪いんですよね……」
あんなに素晴らしい作品を汚す行為を隠してはおけない
しばらく沈黙が続いた。そしてA子さんは意を決したようにこう言った。
「もう、すべてをお話しします。松浦さんの元奥様やお子様、そしていまもエイベックスで働いている元同僚のことを思うと申し訳なさでいっぱいになりますが、それでも言わなければいけない。私はエイベックスのアーティストが作る曲が好きで好きで入社しました。それなのに、その作品を踏みにじるような行為に加担してしまいました……。ファンの方にも、真面目に作品づくりをしているアーティストにも申し訳ない。あんなに素晴らしい作品を汚すような行為を隠してはおけません。私の経験が今後エイベックスや誰かのためになるのなら、(文春オンラインで)公にしてくださって構いません」
そして、松浦氏との日々を語り始めたのだ――。
(第2部に続く)
「舐めてみろ」エイベックス松浦会長がフェスのVVIP席で手渡してきた“茶色い大麻凝縮シート” へ続く
(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
浜崎あゆみ実母が語った「代理出産」「本当の体調」
元日深夜、公式ファンクラブサイトで出産を報告し、世間を仰天させた浜崎あゆみ(41)。1月上旬、「週刊文春」の取材に対し浜崎の実母がその心境を初めて明かした。
妊娠中にもかかわらず浜崎は、昨年の5月から8月まで全国ツアーを敢行していた。
「出産1カ月後の昨年の大晦日にはカウントダウンライブを開催。あまりの超人ぶりに親しい関係者でも『代理母出産ではないか』と疑っていました」(スポーツ紙記者)
二度の離婚歴がある ©文藝春秋
そんな浜崎は現在、都内随一の高級住宅街にある10億円豪邸とも言われる自宅で実母とともに暮らしている。
「エイベックス内で“女帝”と言われる浜崎ですが、意外なことに母親の言いなり。外食は好まず、口に入れるのは母親が作ったものばかりという徹底ぶりです」(音楽関係者)
「週刊文春」記者が浜崎の母親に声をかけると、開口一番、「いっぱいの祝福をいただいて有難いばかりなんですけれども」と目尻を下げながら、取材に応じた。
――出産1カ月でライブをするというのは凄いですね。
「そうですねー、でも今もう骨盤がダメです。体調がちょっと芳しくないんですけどね。自分が選んだことですからね。(骨盤が)緩んでいますから通院しております。おかげさまで皆さんに守られておりまして」
――世間で代理母出産などと言われています。
「もちろん本人ですよ(笑)」
――ご自身で育てられるということで。
「はい、もちろん。まあ、留守中は、そう(母親が面倒を見るということに)なりますけども。こんな楽しいことはございません」
1月9日(木)発売の「週刊文春」では浜崎の実母へのインタビューに加え、子供の「父親」についても詳報する。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年1月16日号)
浜崎あゆみ 男児を極秘出産 父親は年下の一般男性 結婚の予定なし
歌手の浜崎あゆみ(41)が第1子を極秘出産していたことが2日、分かった。
スポニチ本紙の取材では男の子で、昨年11月に出産。子供の父親は年下の一般男性で、結婚はしておらず、今後もその予定はない。
平成10年の1998年4月にデビューして以来、女性ソロ歌手歴代最多の5200万枚以上のCDを売り上げてきた文字通りの「平成の歌姫」が、令和にママになった。
昨年8月の出版後大きな話題となった自伝的小説「M」(幻冬舎)で「歌手・浜崎あゆみ誕生」の秘話が赤裸々に明かされたのに続く「実子誕生」という衝撃。自伝的小説がなぜ令和になって描かれたのか、その誕生秘話にも関わっているとみられ、今年4月に「M」がテレビ朝日でドラマ化が予定されているだけに、そのストーリーにも繋がってくるのか注目される。
音楽界にとって激動の時代だった「平成」を全力で歌いきった浜崎にとって、2020年はシングルマザーとして初めて迎える新年となる。同じ時代を生きた安室奈美恵さん(42)や小室哲哉氏(61)が引退し、音楽シーンが激しく移り変わってきた中、今後も自分の信じたライフスタイルを貫いて歌い続けていく浜崎にとって、40歳を過ぎて授かった我が子が「令和」という新時代でも歌い続ける大きな支えとなりそうだ。
衝撃の極秘出産から1カ月後の昨年大みそか。恒例のカウントダウンコンサートを東京・国立代々木競技場第一体育館で開催。1万人以上の大観衆を前にミニスカート姿でステージを駆け回るなど、出産1カ月後とは思えない熱いパフォーマンスを約3時間にわたって繰り広げた。
来月には半年間で全38公演の大規模な全国ツアーがスタート。ママとして歌手として、これまで以上に全力疾走の1年が始まる。1児の母になった令和の歌姫が、どんな世界を歌で届けていくことになるのか。これまで以上に浜崎から目が離せない2020年になりそうだ。
決算書には「浜崎あゆみ」の名も 被害額50億円“インチキ会社”
今どき信じがたい高利回りをウリに集められた怪しげな社債。被害総額は50億円近いという。そんなトンデモ会社の決算書に、あの歌姫の名が。しかも彼女自身「被害者」を自認しているというのである。
無担保社債を集めていたのは、銀座に本社が登記されているイプシロン・スクエアードなる会社。その2017年3月期の「決算報告書」に付随する「勘定科目内訳書」を開いてみた。
すると、「仮払金の内訳書」の項目に、たしかに相手先として「ハマサキアユミ」と書かれ、期末現在高が5500万円だと明記されているのである。
この会社の社長は山田雄なる人物で、山田社長を知る関係者が言うには、
「“浜崎あゆみが引っ越すとき、本人の名が出ると周囲が騒ぐので、イプシロンの名前で保証金を払ってあげた”と話していた。決算報告書に載っていませんが、“海外で活躍する有名レーサーにも1億円貸した”と自慢げに言っていました」
事実か、単なるビッグマウスか。いずれにせよ山田という社長、著名人の名で相手を信用させていたことがわかるが、いったい、どんな来歴の持ち主なのか。
今どき信じがたい高利回りをウリに集められた怪しげな社債。被害総額は50億円近いという。そんなトンデモ会社の決算書に、あの歌姫の名が。しかも彼女自身「被害者」を自認しているというのである。
無担保社債を集めていたのは、銀座に本社が登記されているイプシロン・スクエアードなる会社。その2017年3月期の「決算報告書」に付随する「勘定科目内訳書」を開いてみた。
すると、「仮払金の内訳書」の項目に、たしかに相手先として「ハマサキアユミ」と書かれ、期末現在高が5500万円だと明記されているのである。
この会社の社長は山田雄なる人物で、山田社長を知る関係者が言うには、
「“浜崎あゆみが引っ越すとき、本人の名が出ると周囲が騒ぐので、イプシロンの名前で保証金を払ってあげた”と話していた。決算報告書に載っていませんが、“海外で活躍する有名レーサーにも1億円貸した”と自慢げに言っていました」
事実か、単なるビッグマウスか。いずれにせよ山田という社長、著名人の名で相手を信用させていたことがわかるが、いったい、どんな来歴の持ち主なのか。
浜崎の「いやな思い」
「慶大卒で、首都大学東京理事長の島田晴雄氏のゼミ出身。自分は“島田会”のトップだと言い、その縁で小泉純一郎元首相とも親しいとか。その2人の名前を使い、“自分には信用がある”と売り込んでいました。クレジットカードの会員用コンシェルジェサービスを通じて、VIPに人脈を築き、4、5年前から投資話をVIPに持ちかけるようになったんです」
と、先の関係者。その手口については、別の関係者が説明する。
「“自分は世界に顔が広く、いろんな運用先を知っているので、お金を預けてほしい”が口癖。イプシロン・グループには何社かあって、スクエアードの社債として集めた資金は“欧州の投資銀行に預け、ファンドを組んで運用してもらう”という話で、年利20%と聞かされた人も。月4~5%の利息が振り込まれた人もいましたが、すぐ利息の振り込みはなくなり、償還期限が来ても、元本を戻してくれなくなりました」
投資家たちが、どうなっているのか詰問すると、
「“香港の銀行に100億円を預けたが、その口座にマネーロンダリングの疑いがかけられ、凍結されてしまった。だから運用できない”との説明でした」(同)
その後もなんら支払われていないが、被害者は上場企業の社長クラスが多く、
「会社から出資している場合、事が表に出ると株主への報告義務が生じるなど厄介なので、腹を立てながらも黙っている」(同)
だが、やっぱり気になるのはアユとの関係。浜崎の所属事務所に尋ねると、
「浜崎が南青山の自宅を売る際、最初に買い手としてイプシロン・グループが手を挙げた。しかしドタキャンされ、浜崎は違約金5500万円を受け取ることになりましたが、先方はなかなか支払わず、弁護士が回収したんです。浜崎は売れると思った物件を売れずに、いやな思いをしました」
浜崎もいまでは、
「ミリオンヒットを連発したときの勢いは皆無なのに、未だ女王気分」(芸能記者)
と評される存在。落魄の末に延べ床面積1千平方メートルの豪邸を売却した過程でも、対価として5500万円が入ったにせよ、いやな思いをしたわけだ。ともあれ、山田社長はなにをしたかったのか。自宅を訪ねると弟なる人物から恫喝されたが、しばらくして、ドバイにいるという本人から電話がかかってきた。
「社債にも、償還や利息の支払いが滞っているものと、そうでないものがありますし、みなさん待ってくれているので、被害者はいないんです。浜崎さんとは、私どもが直接契約しておりません。5500万円はイプシロンとなんの関係もありません」
ウソか実(まこと)か。だが、山田社長の話に一貫性がないことだけはわかるのである。
「週刊新潮」2018年11月8日号 掲載
「慶大卒で、首都大学東京理事長の島田晴雄氏のゼミ出身。自分は“島田会”のトップだと言い、その縁で小泉純一郎元首相とも親しいとか。その2人の名前を使い、“自分には信用がある”と売り込んでいました。クレジットカードの会員用コンシェルジェサービスを通じて、VIPに人脈を築き、4、5年前から投資話をVIPに持ちかけるようになったんです」
と、先の関係者。その手口については、別の関係者が説明する。
「“自分は世界に顔が広く、いろんな運用先を知っているので、お金を預けてほしい”が口癖。イプシロン・グループには何社かあって、スクエアードの社債として集めた資金は“欧州の投資銀行に預け、ファンドを組んで運用してもらう”という話で、年利20%と聞かされた人も。月4~5%の利息が振り込まれた人もいましたが、すぐ利息の振り込みはなくなり、償還期限が来ても、元本を戻してくれなくなりました」
投資家たちが、どうなっているのか詰問すると、
「“香港の銀行に100億円を預けたが、その口座にマネーロンダリングの疑いがかけられ、凍結されてしまった。だから運用できない”との説明でした」(同)
その後もなんら支払われていないが、被害者は上場企業の社長クラスが多く、
「会社から出資している場合、事が表に出ると株主への報告義務が生じるなど厄介なので、腹を立てながらも黙っている」(同)
だが、やっぱり気になるのはアユとの関係。浜崎の所属事務所に尋ねると、
「浜崎が南青山の自宅を売る際、最初に買い手としてイプシロン・グループが手を挙げた。しかしドタキャンされ、浜崎は違約金5500万円を受け取ることになりましたが、先方はなかなか支払わず、弁護士が回収したんです。浜崎は売れると思った物件を売れずに、いやな思いをしました」
浜崎もいまでは、
「ミリオンヒットを連発したときの勢いは皆無なのに、未だ女王気分」(芸能記者)
と評される存在。落魄の末に延べ床面積1千平方メートルの豪邸を売却した過程でも、対価として5500万円が入ったにせよ、いやな思いをしたわけだ。ともあれ、山田社長はなにをしたかったのか。自宅を訪ねると弟なる人物から恫喝されたが、しばらくして、ドバイにいるという本人から電話がかかってきた。
「社債にも、償還や利息の支払いが滞っているものと、そうでないものがありますし、みなさん待ってくれているので、被害者はいないんです。浜崎さんとは、私どもが直接契約しておりません。5500万円はイプシロンとなんの関係もありません」
ウソか実(まこと)か。だが、山田社長の話に一貫性がないことだけはわかるのである。
「週刊新潮」2018年11月8日号 掲載
エイベックス松浦社長、浜崎あゆみの今後に「考えてるから」 “路線変更”を期待するファンも?
エイベックス代表取締役・松浦勝人氏が自身のツイッターを更新し、所属アーティストの浜崎あゆみに言及していると話題になっている。
ツイッターを積極的に更新し、エイベックスファンの質問や要望に反応している松浦氏。18日にもツイッターを更新し、浜崎ファンからの「もっと新曲やメディア露出して欲しい」「あゆの素晴らしさを今の若い世代にも広げたい」という願望に反応。引用しつつ、「考えてるから」とコメントした。
このツイートに対し、ファンからは「期待してます!」「本当にもっといろんなメディアに出てほしい」という声が殺到。さらに、「考えてるってことは、全盛期みたいな活躍が見られるのかな?」「来年はアルバムとかシングルとか出してくれるってこと?」といった憶測も広まっている。
松浦氏といえば、今年5月にもツイッターで「浜崎あゆみどうにかしてください」という一般ツイッターユーザーのコメントに反応し、「本人とちゃんと話します」とコメント。ここ数年、歌唱力の低下や写真の加工疑惑ばかりが話題になっていただけに、浜崎の処遇に変化があるのでは? と噂された。
しかし、話し合った結果なのか、浜崎を取り巻く環境は変わらず。このため、今回の松浦氏の発言に対し、一部ネット上には「何も変わってないし、むしろ炎上が酷くなっていってませんか?」「前にも、『なんとかする』みたいなこと言ってて野放しじゃん。今回もそうなんでしょ」「路線変更を考えた方がいい、今のままじゃ売れるのは無理」という厳しい声も上がっていた。
19日に約4か月に渡るコンサートツアーを開幕させることから分かるように、コンサートは精力的に行っている浜崎。しかし、楽曲自体は今年8月に2年ぶりのアルバムをリリースした程度で、新曲のリリースが少なくなっていることも事実。
果たしてファンの願いは届くのだろか。今後にも注目したい。
記事内の引用について
松浦勝人公式ツイッターより https://twitter.com/maxmatsuuratwit
消費増税で―フィリップモリス
国内たばこ販売2位のフィリップモリスジャパン(東京)が、
4月の消費税増税に伴い、
たばこ価格の値上げを財務省に申請したことが7日、
明らかになった。
主力商品の「マールボロ」「ラーク」は1箱(20本入り)当たり20円引き上げ、
460円と430円にする。
認可されれば、
4月1日に改定する。
禁煙化!!
健康重視!!
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