高嶋ちさ子
 4月29日に放送された『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』(日本テレビ系)に出演した、バイオリニスト・タレントの高嶋ちさ子のフレンドリーな対応が話題になっている。

 この日、『笑ってコラえて!』は3時間スペシャルで、「日本列島ダーツの旅」では、高嶋が秋田県の海沿いの町、岩城町を訪れた。

 高嶋は以前から『笑ってコラえて!』のファンだといい、ダーツの旅への挑戦に大はしゃぎ。また、インタビューされることはあっても、自らレポーターとなって訊くタイプのロケは初めてだと大はしゃぎ。

 気さくに町の住民に話し掛けていき、町の情報を聞き込みロケを進めていった。テレビでよく見る「毒舌」の印象からか、町の住民も最初は高嶋を恐れていたようだが、意外とフレンドリーな対応に次第に歓迎ムードになっていき、ある漁師の家では、獲れたばかりのカレイを頂いた。そこで高嶋はお礼として、時価6億円というストラディバリウスで、その場でミニコンサートを開催するというサービスぶりであった。

 その後も、足の速い町民を追いかけるため、履いていたヒールを脱いで素足で浜辺を走ったり、遊んでいた小学生と交流したり、役所でもミニコンサートを開くなど大活躍を見せた。
 ネットでは、この高嶋の活躍に対し、「すごいサービスぶり」「生演奏で泣けてきた」「初めてとは思えないほどレポートがうまい」と大絶賛のようだった。

 かつては、息子のゲーム機を「約束を破った」として破損するなど、ヒステリックな言動や行動が注目され、毒舌キャラとしてバラエティ番組に引っ張りだこだった高嶋だが、最近は落ち着いてきたのか、テレビでも柔らかい対応をするようになっている。
 特に近年では、YouTubeチャンネルでテレワーク音楽会を開いたり、留学中の長男が一時帰宅した際には「うれしかった」という素直な感情をラジオで話すなど、以前の毒の強い姿とは打って変わって、優しい活発なママさんキャラとして変わりつつあるようだ。

 ゲーム機バキバキ事件から早4年。厳しい母親キャラからはいよいよ卒業か。