鈴木蘭々=2013年撮影
 女優の鈴木蘭々(44)が16日夜、公式ブログを更新し、安倍晋三首相が前日16日に発表した国民一律10万円給付について、電子マネーでの給付を主張した経済同友会の桜田謙悟代表幹事を批判した。
 鈴木は「苦笑するニュース」として経済同友会のニュースを紹介し、「80歳のスマホも使えないガラケーも通話をギリギリ使えている程度の老人の母にも電子マネーですか。。プリペイドカードかなんかが送られてくるんですかね マスク送るみたいにまた数百億円かかるんでしょうか。。」と皮肉。
 「そして電子マネーが使えない店は潤いませんね そのような店は切り捨てるつもりでしょうか。。使える範囲がだいぶ狭まりますよこの日本ではまだ」と指摘し、「こんなに今の日本の電子マネーインフラと働き手の今の現状がわからない経営者の同友会なんて いらない」と、経済の専門家であるはずの経済同友会の主張を批判した。
 「このような発言を目にするたびに 日本の明るい未来が描けない 私は普段あまり怒ったりするタイプじゃないんですよ だがこの度の政府の経済政策には非常に憤りを感じますね 余計な横槍は不用!!!!」と、怒りをあらわにしている。
 桜田代表幹事は、現金給付であれば貯蓄に回る可能性もあるが、電子マネーであれば消費力を維持するのにつながる、と主張したと報じられ、脳科学者の茂木健一郎氏やタレントの松尾貴史も批判の声を上げた。桜田代表幹事はSOMPOホールディングスグループCEO取締役代表執行役社長。