中居正広 弁当60万円分差し入れ!退所日に最後のサプライズ
「日本も世界中も大変な時期で、なんか、僕自身もどうしようかな~って。ご挨拶したいんだけども、ちょっと不謹慎かな? なんて思いながら。不謹慎だと認識しながら、判断させてもらいました」
3月31日をもって34年間にわたって在籍したジャニーズ事務所を退所した中居正広(47)。
“ジャニーズ在籍最後の日”となった31日午前中、事務所の公式サイトに黒いTシャツと帽子姿の中居の動画が初めてアップされた。新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るい、志村けんさん(享年70)の訃報で悲しみに暮れる日本の現状を気にかけながらも中居は続けた。
「みんな大変な思いをしている時期なので、本当、静かにと思ったんですけど。本当にお礼だけです。どうもありがとうございました。それじゃあ、また。じゃあね」
応援し続けてくれたファンへの感謝を口にし、挨拶を終えた。
2月21日に急きょ、退所会見を開いた中居だが、たった1人で前説から司会まで務めたユニークな会見は大きな話題となった。3月29日放送の『中居正広の【悲報】館』(日本テレビ系)では、会見の裏話を自ら「前の週なんかにロケハンみたいのして」と告白。照明の色を変えたことや、壇上のテーブルの位置を指示したりと、中居がセルフプロデュースしたことを語っていた。
じつは退所当日、中居は長らくお世話になった事務所に“サプライズ”を行っていた。
「中居さんは、事務所の社員やスタッフにこれまでの感謝を込めて、午前中のうちに約200人前のお弁当の差し入れをしたんです。しかも1人約3千円の高級焼き肉弁当など、数種類で総額約60万円という大盤振舞いでした。食事には『俺、1日千円しか使わない』と豪語し、『月の食費は5万円』と公言するほど倹約家で有名な中居さんだけに意外な贈り物と思われたようです」(音楽関係者)
この日、中居はジャニーズ最後の仕事となる、レギュラー番組の収録へ向かった。そして4月1日午前0時を回ると事務所の公式サイトから中居正広のコンテンツは消えていた。
新たなスタートを切った中居は自ら社長を務める個人事務所「のんびりなかい」のHPを開設。
「至ってシンプルなデザインで、写真も中居さんの目元のショットだけ。中居さんの出演情報とプロフィール程度の簡素なサイトです。事務所名のとおり、今後は“のんびりマイペースで”という宣言なんでしょうね」(テレビ局関係者)
自分を育ててくれた古巣に別れを告げた中居は、さらに大きく羽ばたく一歩を踏み出した――。
「女性自身」2020年4月21日号 掲載
中居が日テレに激怒し冠番組を“断捨離”!? 元SMAPでタレントの中居正広(46)がMCを務めた日本テレビ系冠バラエティー番組「ナカイの窓」(2012年10月~19年3月)が、トラブルを起こしていることが明らかになった。片付け術として定着した“断捨離”を番組で2回取り上げたところ、その提唱者との間にトラブルが勃発し、日テレの制作側に中居が激怒。今年3月に番組が打ち切られた一因になったという。
「ナカイ――」の打ち切りはテレビ界で物議を醸していた。視聴率は3月6日放送分=5・3%、同13日は休みで、同20日=5・2%、最終回となった同27日=5・1%で、常時5%台をキープ。同番組は毎週水曜午後11時59分から放送された深夜枠で、この数字をゴールデンタイムに当てはめると10%超相当だが、終了の憂き目に遭ったからだ。
打ち切りの原因として番組編成や局と事務所間のパワーバランスなどが浮上した。だが、昨年8月と10月に2回放送した“断捨離”の回が一因になったという声が、テレビ関係者の間では常にささやかれていた。どういうことか。
“断捨離”はいまや、新しい片付け術としてすっかり定着。やましたひでこ氏が提唱した言葉だ。
番組では、昨年8月15日放送分でピン芸人のバカリズムが「男性用パンツの窓はいらない」と主張。同10月3日放送分では「ハリセンボン」近藤春菜が「アイスキャンディーの味の種類はたくさんはいらない」と訴えた。
“断捨離”を拡大解釈し、世の中にあるムダと思えるモノを“断捨離”しようという企画だったが、やました氏が提唱するのは「モノへの執着を捨て、身辺をキレイにするだけでなく、心もストレスから解放される行動技術」。番組で取り上げた内容は本来の意味とは異なっていたのだ。
企画自体はこの2回でいつの間にか終了。その背景に“断捨離”の使用を巡って番組サイドとやました氏の間にトラブルがあったという。
宣伝関係者の証言。
「やましたさんサイドがクレームをつけたというんです。それも当然。断捨離はやましたさんの登録商標です。断捨離は、やましたさんが学生時代に出合ったヨガから着想を得た言葉で奥が深く、精神世界にも通じている。言葉のイメージだけで使用してもらいたくないわけです。特に影響力が強いテレビに対してはその思いが強い。他局や出版界では常識だったこの“ルール”を日テレの制作陣は知らなかった」
さらに、同氏のクレームに対する日テレの対応もひどかったという。
「やましたさんサイドが丁寧に日テレに説明しても、対応がずさんだったとか。社内をたらい回しにされ、横柄な態度だったみたい。最終的に話がまとまらず、弁護士を立てる事態になったそうです」(前出の関係者)
調停に突入したとの不穏な情報も流れている。
中居も所属のジャニーズ事務所もこのトラブルを当初、知らされなかった。
「中居はこの話を聞いて驚くと同時に、信頼していたスタッフに裏切られたと感じて怒っているようです」(別の関係者)
中居は今月4日から、同局系で新たな冠バラエティー番組「新・日本男児と中居」(金曜深夜0時半)を開始したが、初回の同4日=2・9%、同11日=3・3%とまさかの低空スタート。これには中居が烈火のごとく怒ったという。
「無理もないでしょう。『ナカイ――』から放送枠を変えて始めたら、いきなり半分の視聴率になったんですから」(別の宣伝関係者)
さらに、今後の日テレの対応次第では「中居が自主的に番組を降りる可能性もささやかれている」(事情通)というから穏やかではない。
日テレは本紙取材に「断捨離の件につきましては現時点でお答えできることはありません」と回答。一連のトラブルが番組終了の一因になったとの指摘には「番組編成の詳細についてはお答えしておりません」とした。 一方、やました氏からは20日までに回答はなかった。
このままでは中居が日テレを“断捨離”するかもしれない!?
(視聴率はビデオリサーチ調べ・関東地区)
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