番組のサイトによると「このドラマは、総務省消防庁および東京消防庁の全面協力のもと、史上初となる消防団を舞台にしたドラマ」とある。だったら真っ向勝負で消防団を描けばいいのに、なぜ、都市開発会社のエリートビジネスマンが開発プロジェクトを成功させるために身元を隠して消防団に入団する、など余計なストーリーを入れてきたのか。
火を見たらカーッと熱くなる単純男というならまだしも、そんな複雑な役柄を“筋肉俳優”のAKIRAにやれるわけがないだろう。彼がどれだけ大根かってことは「GTO」ですでに証明済みのはず。
しかも、このドラマ、すでに映画化が決まっているとか。ドラマがヒットして映画化というならわかるが、放送開始前に映画化決定ってあまりにも無謀では。ドラマでも見ないものをわざわざ映画館に行って見るわけがないでしょ。断っておくと、制作は関テレ。フジはこの不調をモロにかぶっている格好だ。
フジのお題2つ目。12日放送の「ワイドナショー」にゲストでヒロミが出ていたのも驚いた。4月から裏番組の「美女たちの日曜日」(テレビ朝日系)でメーンを張っていて、低視聴率でわずか3カ月で打ち切りに。テレ朝が切り捨てたヒロミをありがたがってホイホイ拾うところが情けない。
情けないといえば、4月に鳴り物入りでスタートさせた「情報LIVEグッディ!」。14日の視聴率(2部)がついに1・1%まで落ちたとか。
そもそも、主婦に好かれるタイプではない安藤優子を起用した時点でこうなることはわかっていたはず。癒やし系おじさんの高橋克実をもってしても毒消しにもなりゃしないのだから。
もっとも、安藤だけに責任を押し付けるのは気の毒。芸人コメンテーターも必要ないし、なにからなにまでダメダメ。三田友梨佳アナが日増しに痩せこけてきたように見えるのは気のせいか。
そして、実はそれよりひどいのがその後の「みんなのニュース」だ。
安保法案が衆院通過した16日の放送でも「あさって公開の『HERO』が渋谷ジャック。デパート屋上に『キムタクバルーン』」などとやっていた。これってニュースで扱うモノ?
ゲンダイ参照
フジが落ちていく
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