内村光良
 お笑い界で“大物”という冠がついて呼ばれるようになったのが、ウッチャンナンチャン内村光良(54)だ。
「ビッグ3と言われた明石家さんま、ビートたけし、タモリ。さらに所ジョージや大御所と呼ばれる笑福亭鶴瓶や志村けんなど、名だたる面々を凌駕する勢いで注目を集めているのが内村なんです」(事情通)
 とにもかくにもテレビ界の内村人気ぶりは全く衰えを見せていない。「日本テレビではこの秋から『THE突破ファイル』という番組が25日にスタートするし、テレビ東京では司会を務める『そろそろ にちようチャップリン』というお笑い番組が6日にスタートした。昨年、総合司会を務めた紅白歌合戦では2年連続もあるのではと言われてますし、来年1月からはテレ朝で新たなバラエティー番組が立ち上がるという話もある」(同事情通)。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。
 現在、内村は「世界の果てまでイッテQ!」(日テレ)、「スクール革命!」(同)、「痛快TV スカッとジャパン」(フジ)などのレギュラー番組を抱えているがこの秋以降、一気にその数を増やすことになる。
 当然、テレビ局側の対応も変わってくる。「なかでも内村にべったりの日テレは編成部に所属事務所のマセキ芸能社の専門担当者“マセキ担”を設置したんです。ちなみに各テレビ局が専門の担当者を置くのはジャニーズとかワタナベエンターテインメント、ホリプロといった芸能プロの老舗ばかり。しかもお笑い系の事務所となれば、以前なら編成に専門の担当者を設置するようなことはなかった」(放送作家)。それだけテレビ界で内村が重要視されているということだ。
 現在、内村の元には3年先の番組企画書が届くという。バラエティー界を制した内村。次に目指すのはどこか。