今から30年ほど前、まだテレビや広告がメディアのトップとして慄然と君臨していたころ、それと比例して「映画がダメになった」とはよく言われたものである。
理由は明白で、人材の多くが映画業界からテレビや広告業界へと流出してしまったからだ。
そして今、「テレビや広告がダメになった」と人は評じる。
やはり、人材の多くが今度はIT業界へと流出してしまったから、なんだろう。
さて。
さて。
本題に移ろう。
グラビアアイドル、略して「グラドル」の未来を考える──グラドルたちは今、未曾有の受難の時代を迎えているという。
紙媒体の衰退、AKB48グループの物量作戦によるグラビア枠の占有……
いろいろな理由が囁かれてはいるけれど、一番は前述したメディアの例同様、人材の多くがグラビア界から流出してしまった、これに尽きるのではなかろうか?
では、それらの“人材”は、いったいどこに流出してしまったのか?
では、それらの“人材”は、いったいどこに流出してしまったのか?
AKB48グループに?
普通は、そう考えるのがもっとも真っ当だ。
が、私は、それはちょっと違うような気がしてならない。
なぜなら、乳首と股間を隠しつつ最大限の扇情的なビジュアルを表現せねばならないグラビア撮影において、
なぜなら、乳首と股間を隠しつつ最大限の扇情的なビジュアルを表現せねばならないグラビア撮影において、
四角のアングルにバラエティー感をもたらす欠かせない武器である“巨乳”が、アキモト裁きによってAKB48グループ内では見事なほど、
ほぼはじかれているからだ(現に私がSKE48の仕事をやっていたとき、
メンバーたちのプロフィールをひとり一人原稿に起こしていると、
そのほとんどのバストサイズが70?台という、
まるで胸板のような貧乳のオン・パレードであった)。
ここでひとつ、秋元康のあざとさも裏付ける重要な真理を指摘しておく。
「巨乳女子は女性から嫌われやすい」
巨乳率の低い日本で、
ここでひとつ、秋元康のあざとさも裏付ける重要な真理を指摘しておく。
「巨乳女子は女性から嫌われやすい」
巨乳率の低い日本で、
この傾向は、
とくにメディア上で顕著であり、
母性や女性の柔らかさを胸体積だけで表現できる巨大な乳に対するジェラシーも手伝ってか、
視聴者や読者側の女性たちは事あるごとに「男に媚びを売っている」「洋服が似合わない」「アホっぽい」……などと潜在的、
ときには顕在的に、巨乳女子を眼の仇にする。
そして、
そして、
女性人気を獲得しないかぎり、
芸能界での最終的な成功は難しいことが、
もはや素人レベルでも認知されてしまった昨今、
みずから巨乳を公表するグラビアを取っかかりにするタレント志望が激減するのも自明の理、なのである。
これらを踏まえて、もう一度考えてみよう。
これらを踏まえて、もう一度考えてみよう。
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グラビア界の“人材”は、
いったいどこに流出してしまったのか?
男性のみの慰みモノであるアダルトビデオ界にその一部の女子が流れていった、
男性のみの慰みモノであるアダルトビデオ界にその一部の女子が流れていった、
というのはたしかにある。
ここ数年でAV嬢の容姿レベルが飛躍的に向上した大きな原因に「グラビア界の衰退」が挙げられるのは間違いない。
しかし、
数字の面で言えば、
そのケースはまだ“特殊な例”としていいくらい、
微々たるものだろう。
私が推測するに、
私が推測するに、
大半の“顔がそこそこ可愛いくて、たまたま巨大な乳に生まれてしまった女子”たちは、
巨乳を無意味にアピールすることなく周囲の男性からチヤホヤされながら、
一般社会に潜んでいるのではなかろうか?
そこで人並みはずれた抑えきれない自己顕示欲を持つ者、たとえば「料理研究家」の肩書きも持つグラビアアイドル・森崎友紀なんかが“食えないグラビア”で兼業を行う、
というわけだ。
弱肉強食!!
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